検討の余地あり?コロナウィルス対策でビタミンDが注目されているみたいです。

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    皆さん、こんにちは!
    なかなか、余暇的な外出が気軽にしずらい時期ですね。

    今日は国内や海外でコロナウィルスにビタミンDの摂取が勧められているという気になる記事を見つけたので、ご紹介します。

    当サイトの執筆は医療関係者の記事ではないため、研究に対する感想としてご紹介させていただき、デリケートな問題なのでご自身のご判断で参考にしていただくようお願いいたします。

    誤認リスクやご迷惑になる可能性もあるかと思いますが、それでも知るきっかけになればと考えて記事にさせて頂きます。

    コロナウィルス/COVID-19(感染症)とビタミンDとの関連について、多くの論文が発表されています。

    概要としては、『血中ビタミンD濃度が低下すればするほど、新型コロナウィルス感染しやすくなり、また重症化する確率が高くなる』※1というのが中心になります。

    間接的な証拠にとどまるかもしれませんが、ビタミンDはもともと、「骨を丈夫にする働き」と「免疫機能を調節する働き」があることが知られてます。
    そのため、かぜやインフルエンザ、気管支炎や肺炎などの感染症の発症・悪化の予防にも関与することが分かってきました。
    その他、高血圧など、さまざまな生活習慣病を予防する効果も期待されています。※2

    一般的に太陽光を浴びることで補給できるビタミンDですが、自粛期間が続く中、『多くの方がビタミンD必要量30ng/mlに達していない』※3というのです。
    しかし、毎日推奨量を超えて摂取すると、長期的には危険な場合があります。

    ビタミンDサプリメントを摂取することを選択した場合(海外水準):
    1〜10歳の子供は1日50マイクログラムを超えてはいけません
    乳児(12か月未満)は1日25マイクログラムを超えてはなりません
    成人(※5)は1日100マイクログラムを超えてはならず、推奨量は1日10マイクログラム。※4

    ※5
    厚生労働省によると日本人ビタミンD摂取量は:平均値:7.5μg、標準偏差:8.0μg、中央値:3.8μgである。 注)国民のビタミンDの平均摂取量は目安には足りているが、これでは、現実的には多くの人、特に日に当たらない人や高齢者で不足する可能性が高いとしています。
    日光にさらされてもビタミンDを過剰摂取することは基本的にないそうですが、日焼けリスクがあるのと外出自粛で十分な日光浴ができているかが不安ですね。

    イギリスの医療品質を向上させるために設立されたイギリス政府機関管轄下の特別医療機構のNational Institute of Health and Care Excellence (NICE) はコロナウイルスを予防または治療するためにビタミンDサプリメントを摂取することを支持する証拠がないことを示唆している(※4)そうです。

    それでも、外出を自粛している中でビタミンDを確保していくという方法も知っておきたいと思いました。
    候補として、魚や卵などのビタミンDが含まれている食べ物を食べる方法も考えられます。
    また、一部の朝食用シリアル、マーガリン、ヨーグルト、お菓子はビタミンD強化されている商品も販売されているようです。

    私は、数値としてビタミンDがどれくらい入っているかわかるサプリメントで摂取量をサポートしてみようと思いました。
    ちなみに私はこちらのサプリメントを飲んでいます。

    ビタミンD 10μgと控えめですが、偏食しがちなので、健康づくりの基本に毎日摂るベースサプリメントとして続けてみたいと思います。
    ビタミンDがCOVID-19を予防または治療するという証拠はありませんが、免疫力を高めて、健康維持を意識する、この基本的な考えが今こそ必要なのではないでしょうか?
    大変な時期ですが、ともに頑張りましょう!
    それではまた!

    ※1出典:新型コロナウイルスはビタミンC、D、亜鉛で克服できる! 専門医の栄養術
    ※2出典:ビタミンDで丈夫な体づくり-かぜ・インフルエンザの発症予防にも-全薬工業株式会社
    ※3出典:アンチエイジング医学会誌 2020 vol.16 No3 “満尾正著 ビタミンDとCOVID-19” 他より抜粋
    ※4出典:BBCNews Coronavirus: Should I start taking vitamin D?


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