「空いてる時間に稼げる方法はないかな…」「趣味でハンドメイドをしているけど、どうやったら売れるの?」など、ハンドメイドの販売に関心が高い人も多いはず。
コロナウイルス感染症拡大防止から自宅で過ごす時間が増えて、趣味でハンドメイドを始めた方も多いのではないでしょうか。
筆者も実はその一人。
趣味で編み物やアクセサリー作りを始めました。
趣味で作ったハンドメイド作品を販売して、誰かに喜ばれると更に嬉しいですよね。
ただし、ハンドメイド作家として活動している人は多く、選ばれる作家になるためには工夫が必要です。
今回は、ハンドメイド販売を副業にするメリットと選ばれる作品づくりを紹介します。
ハンドメイドが好きな方だけではなく、これからハンドメイドを始めてみたい方も読んでみてくださいね。
この記事に書いてあること
ハンドメイド販売とは
ハンドメイド販売とは、手作りのオリジナル作品を販売することを指します。
販売方法は、ハンドメイド作品が集まるウェブサイトや、イベント販売、委託販売などです。
スマートフォンだけでハンドメイド作品を売買できるので、簡単にハンドメイド販売が可能です。
ハンドメイド作家として活動している人は、年々増えています。
まずは副業としてハンドメイド作家活動を始めてみましょう。
ハンドメイドを副業にするメリット
ハンドメイドを副業にするメリットを3つ挙げます。
•好きなことを仕事にできる
•自分のペースで仕事ができる
•ハンドメイド商品に需要がある
1つずつ見ていきましょう。
好きなことを仕事にできる
もともとハンドメイドが趣味の方や、手先が器用で物づくりが好きな方は、好きなことが仕事になります。
自分で作ったものが売れることで、更にハンドメイド活動が楽しくなりますよ。
また、購入した方からのレビューやお礼の言葉がダイレクトに届くのでやりがいにも繋がるでしょう。
購入した方からの要望を聞くことで、デザインの幅や商品の種類も増えていきます。
何より、楽しく活動できるのが嬉しいポイントですね。
自分のペースで仕事ができる
自分で販売する個数や時期を決めることができるので、時間に追われずに作業ができます。
主婦の方でも、お子さんが保育園に行っている間や寝ている間に作業ができたり、仕事をしている方でもスキマ時間に作業ができたり、環境を変えることなく取り組めますよ。
作品は1つから販売できるので、大量に作成する時間がなくても大丈夫。
逆に、最初から作りすぎて売れなかった場合は、材料費で赤字になるので避けたいですよね。
個数や時間などのスケジュールを自分で管理できるので、あなたのペースで仕事ができます。
ハンドメイド商品に需要がある
既製品ではなく、オリジナル商品の一点物を求めているユーザーが多くいます。
ハンドメイド作品は思っている以上に需要がありますよ。
現在日本には、10~15社ほどハンドメイドのウェブサイトがあるといわれています。
主要なウェブサイトは「minne(ミンネ)」「Creema(クリーマ)」です。
ハンドメイドの販売は従来よりも随分簡単になっていますし、登録している作家の人数や利用者も年々増えています。
ハンドメイド作品を購入している人のニーズを把握することが大切です。
ニーズに合った作品で、販売数を伸ばしていくことができるでしょう。
実際どのくらい稼げるの?
実際にハンドメイド販売でどのくらい稼げるか気になりますよね。
売れっ子作家になると月10~20万稼げるようになります。
ただ、ハンドメイド活動をしている作家さんの多くは月1万~5万未満です。
趣味の延長や、子育てで忙しいママさんが多い印象ですが、本気でやればもっと稼げるはず。
売れるためには、売れている作家さんの作品を参考にしたり、写真の撮り方を工夫したり、SNSNを活用したりなど、売るための工夫をしてくださいね。
売り上げで注意したいことは、売上全てが利益ではないこと。
例えば、minneのサイトでアクセサリーが1500円で売れたとしましょう。
利益は、材料費、サイトの手数料、送料を差し引いた金額になります。
材料費400円、パッケージ代30円、手数料(10%)150円、送料120円を売上から引くと、800円。
売上1500円のアクセサリーの収入は、800円です。
収入を増やすためには、
•材料費を抑える
•手数料が少ない場所で販売する
が必要です。
制作費を抑えて、利益アップを目指しましょう。
選ばれるハンドメイド作品の作り方
ハンドメイド作品を作る前に、事前の準備が必要です。
必要な事前準備を3つ挙げます。
•ブランドのコンセプトを設定する
•ターゲットを決める
•SNSを活用する
作品のデザインを考えるうえでとても大切です。
ブランドのコンセプトを設定する
選ばれるハンドメイド作品を作るために「コンセプト」を決める必要があります。
わたしたちは、そのときの必要性、価値観によって、買い物をする場所を決めていますよね。
例えば、ボールペンを購入する場合、100円ショップで安さを求めている人、文具店で書きやすさや機能性を求めている人など、人によって価値観はさまざまです。
ハンドメイド作品にも同じことがいえます。
現在は、ハンドメイド活動をしている作家さんが多く存在していますよね。
そこで選ばれる作家になるためには、他の作品との差別化が必要です。
自分が作った作品に「これが欲しかった」「雰囲気が好き」などと共感を持って選んでくれる人がいれば、選ばれる作家になります。
販売する際は、作品やあなたの想いを伝えてください。
ターゲットを決める
作品のデザインを決めるポイントは、ターゲットを決めることです。
作品を作るときに多くの人に選んで欲しいと思っていませんか。
100人中100人に選ばれるのは嬉しいですが、現実的には不可能ですし、ありきたりの商品になってしまうでしょう。
100人中1人に響く作品を目指してください。
ターゲットを設定することで、購入者の目線で作品づくりができます。
共感を持った人に選ばれる作品になりますよ。
SNSを活用する
作家活動の知名度を上げるためにSNSを利用しましょう。
ウェブサイトのminneやCreemaで紹介するだけでは、なかなか多くの人に見てもらうことができません。
SNSを上手に活用する方法を紹介します。
1.SNSを充実させよう
2.写真の撮り方にこだわる
3.投稿時間を決める
SNSを充実させよう
InstagramなどのSNSを活用して作品のファンを作ることが必要です。
ブランドのコンセプトや作品の紹介文を充実させましょう。
作品を作っている過程から載せることで、作品への想いも伝わりやすくなります。
ハッシュタグを有効活用して、アピールしてください。
写真の撮り方にこだわる
売れている作家さんは写真がおしゃれです。
SNSを活用する場合だけではなく、ウェブサイトに商品を出品する際は、写真の撮り方にこだわりましょう。
•自然光のもとで撮影(午前中がおすすめ)
•小物を用いておしゃれに
写真は明るさが大切です。
影が入らないように、午前中の自然光のもとで撮影しましょう。
雑貨小物や洋書、英字新聞、花瓶など、作品の雰囲気に合わせた小物と一緒に撮ることで魅力的な写真になります。
投稿時間を決める
投稿する時間を統一することも大切です。
ターゲットによって投稿する時間を設定しましょう。
主婦をターゲットにする場合、21:00~23:00の間が狙い目ですよ。
ターゲットがSNSを見る頻度が高い時間に投稿を意識してみてください。
選ばれる作品づくりでハンドメイドを趣味から副業にしよう!
今回は、ハンドメイドを副業にするメリットと選ばれる作品づくりを紹介しました。
趣味のハンドメイドと違い、販売する場合はターゲットを設定して選ばれる作品をつくる必要があります。
既に売れている作家さんの作品も参考にしてみてください。
ただし、作品の真似は著作権の違反になるので充分に注意しましょう。
ブランドのコンセプトやターゲットを決めて、作品づくりを楽しんでくださいね。