既婚という嘘をついたら恋が始まった!ドラマ『偽装不倫』に登場する名言・名セリフをまとめました。
たったひとつの嘘で手に入れた期間限定の恋。今まで感じたことなかった幸せ。「不倫は遊び。純愛じゃない。」と言い聞かせるもどんどん深みにハマっていく…。
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この記事に書いてあること
ドラマ『偽装不倫』名言・名台詞
濱鐘子(杏)
モテない理由その一、男に話しを合わせられない。その二、モテファッションが似合わないから着られない。その三、故に年より老けて見える。
この嘘のおかげで私やっと恋愛というものができるのかもしれない。たとえそれがこの3日間の旅の間だけの幻だとしても。
そうか、そうなんだ。この人不倫ってものをやってみたかっただけなんだ。日本の人妻はみんな不倫したいって思ってるって勘違いしてるんだ。じゃ正解だ。嘘ついて正解だった。30過ぎて独身で婚活疲れの派遣社員なんて言ったらきっと警戒されてた。この人きっと本気で女の人と付き合いたくないんだ。そうか、そういう遊びなんだこれ。純愛じゃないんだ。じゃダメだ。好きになっちゃダメだ。
すごいな女って。一旦嘘をついたら流れるように嘘が出てくる。
待って、やめて神様。そういうのいらないから。ただの遊びの不倫ごっこでいいんだから。だって私の名前は、私の名前の由来はそのカンパネルラなんだよ。
こんなに年下の男の子と自分が自然におしゃべりして笑って、こんな自分も居たんだ。私の知らない自分。東京でがんじがらめになってた私を解放してくれたのは、君。私のジョバンニ。
あのバカ高い会費の婚活パーティーですら嘘の自分を演じることのできなかった私が今こうやって結婚してるなんて大嘘をつくってことは、私恋に落ちたんだと思います。多分、あの瞬間に。結婚してるなんて嘘つかなきゃ良かった。それともこの嘘がなかったら、こうはなってなかった?でも私、そんなことはどうでもいいみたい。今だけ、今夜だけは、嘘でもいいから、ただ君に愛されたい。そして朝まで君に抱かれて眠りたい。
これ以上深入りしたら危険が二つ。私の嘘がバレる危険と、彼のことを本当に好きになってしまう危険。
ダメだ。好きだ。私この人が好きだ。
不思議なもんだな。正直にならなきゃいい人に出会えないと思って婚活シートにはひとつも嘘を書かなかったのに、でも勢いで嘘をついたら私というつまらない人間に既婚というタグがひとつ付いただけで、私は危険でミステリアスで情熱的な女になった。だったらもうそれでいい。あの時間の何倍も何百倍も今のほうがいいもん。全くなんのときめきもない人にサラダを取り分けるときも、あの頭がグラグラする感じ、私はあれが嫌で婚活を止めた。私、恋できるんだ。
せっかく手に入れた指輪を外して不倫するお姉ちゃんと、その指輪をはめて嘘の不倫をする私。愚かだ。日本一愚かな不倫姉妹だ。
お姉ちゃんは嘘をついてる。でもお姉ちゃんはものすごく自分に正直だ。それに比べて私は彼だけでなく自分に対しても嘘をついている。本当は、本当の私は丈に会いたい。
嘘。そう、嘘なの全部。嘘ついて悪いことしてるフリして本当は何も悪いことしてないの。でも私、つまらない女だから、何の魅力もない女だから、嘘というアクセサリーで自分を飾って罪悪感を媚薬代わりにしないとあなたみたいな素敵な人に好きになってもらえない。
あなたを好きになるほど嘘を重ねてしまう。
違うの。寂しいからあなたといるんじゃない。あなたが素敵だから、嘘をついてまで一緒にいたいと思えるくらい素敵だから、あなたに恋してしまったから一緒にいたいの。
私、すっかり変わっちゃったよ。前は一人旅が大好きだったのに、今は私この景色、丈と見たいよ。どこに行っても、何をしてても思い出すのは丈のことばっかりだよ。ほら見て、幻想的だね。シャッターチャンスだよ、丈。
たった今アップされた写真。丈、まだそこにいるの?私にここに来たよって、今度は君が生まれた街を見たよって、そう言ってるように見えるのは、私が彼に会いたいからでしょうか。
全てが夢みたいに楽しかったのは、あなたが私のそばにいてくれたのは、私があなたに嘘をついていた間だけ。
丈、私も大好きだよ。あなたの笑った顔も優しい声と喋り方、写真を撮るときの真剣な横顔、全部。
何が幸せなのか。決めるのは自分なんだよね。
丈、あなたを失いたくないよ。だって、何もない私を変えてくれたのはあなたなんだよ。ずっと一人だった私を見つけてくれた、こんな自分も居たんだって、恋できるんだって教えてくれた、私を強くしてくれた。たった一つの嘘から始まった恋だけど、たった一つの本物の恋だから、絶対失いたくない。
丈が一人で抱えきれないなら、私が支える。それが私の幸せだから。あなたと居ることが幸せだって気持ちに嘘はつけない。私、恋をするために嘘をついたけど、幸せになるためにもう嘘はつかない。私は、丈とずっと一緒に居たい。
やっと見つけた。違う。これが私が自分で決めた、私にとっての本当の幸せ。
伴野丈(宮沢氷魚)
たとえあなたが誰かの奥さんでも食事くらいならいいでしょ。
あなたは全然おばさんなんかじゃないです。僕と不倫しませんか。ここにいるこの旅の間だけでいいから。僕と不倫しましょうよ。
キレイだから。あなたがキレイで可愛いからだよ。他に理由なんてある?
なんだかドキドキするね。いよいよ不倫って感じがしてきた。
お願い。指輪外して。最後の夜だから。今夜だけ僕のものになって。
きっと僕は君を見つけるよ。また会えるよね鐘子さん。
だから見てみたいなと思って。こんなに素敵な人を奥さんにできた旦那さんってどんな人かなって。
最後にもう一度恋をしたい。そんな気持ちもあったけど、それは諦めてた。だってもし僕がいなくなったら、愛する人を一人にしてしまうから。でも、日本には不倫という言葉あるのを知って思った。僕がいなくなっても帰る場所がある人ならって。
嘘で良かったのに。嘘の恋でいいから、あと少し、もう少しだけ一緒にいたかった。
ごめんね。鐘子さんの幸せを壊すつもりなんてないって言ったのに。でも、今だけは僕だけのものになって。
嘘で始めた恋だから、すぐに終わらせられるってそう思っていたのに、実際はその逆で、いつしか僕は本当に彼女に恋してしまった。
ごめん、僕ももう嘘はつかない。僕の幸せも鐘子さんと一緒に居ることだよ。ずっと一緒に居たい。愛してるよ、鐘子さん。ずっとずっと愛してる。
吉沢葉子(仲間由紀恵)
みんなが言う女の幸せの条件はクリアした。でも私は幸せにならなかった。それに気付いたときに出会っちゃったのよ。
こっちのほうが美味しいのよ、なぜか。困ったことに。
私も若い頃は思ってたよ。いつの間にか雑誌とかテレビに影響されて、誠実で優しい正社員の男に良いブランドの指輪もらって、マイホームをローンで買って、そういう一般的な女の幸せを自分も手に入れなきゃって。でも、この歳になって、私そういうものに興味ないんだって気付いたの。
君が変えてくれたんだよ。風太に出会って本物の幸せに気付いたの。
仕方ないからどっちも続けるわよ。嘘の結婚生活と本気の不倫を。
誰もが羨むような幸せ手に入れてから、自分にとっての本当の幸せに気付いてちゃうなんてね。
嘘付いても誰も幸せになんてなれないね。このままじゃ誰も幸せになれない。
私、今も嘘ばっかりだよ。嘘ついてその場をやり過ごして、結局ぐるぐるぐるぐる同じところ回ってる。嘘ってそういうことだよね。同じところ回ってゆっくり落ちていく感じ。落ちた先には何があるんだろう。嘘にいっぱい時間使って、おばあちゃんになった私かな。
彼がどうかじゃないんだよ。鐘子がどうしたいかでしょ。
私達出会った時からお互いを条件でしか見てなかった。外側ばっかり気にして、肝心の中身は空っぽだった。完璧に見えた結婚生活で私達に唯一足りなかったのは、お互いを好きだっていう気持ち。愛だったんだよ。
八神風太(瀬戸利樹)
じゃ僕そこで待ってようかな。どうせ下まで落っこちゃうんだったら、自分から飛び降りちゃえば。そのほうが一緒に居られる時間も長くなるよ。僕が下で受け止めてあげるから、飛び降りておいで。
山田まさ子(田中道子)
嘘から始まった恋だっていいじゃん。私の婚活シートなんて嘘ばっかりだよ。
一之瀬隆美(眞島秀和)
怖くなったってことは、彼女に出会って、生きたいって強く思ったってことなんじゃないのかな。