幼稚園入園前!ママは心配なことだらけ
幼稚園入園が近づいてくると、ママはワクワクする気持ちと不安な気持ちが入り混じり、複雑な心境になる方がほとんどだと思います。
これまで自分の手の届くところにいつもいたわが子。
幼稚園という新たなステージにステップアップしていく姿は、誇らしくもありますが、その一方で「ちゃんと馴染めるのかな?」「嫌がらずに行ってくれるかな?」などといった心配ごとが絶えませんよね。
そこで今回は、幼稚園入園前に多くのママたちが抱いていた心配ごとをご紹介します。
それぞれの不安を解消するための対策も一緒にチェックしてくださいね。
この記事に書いてあること
入園前の心配ごと①「おむつがとれていないけど大丈夫?」
早生まれの子に多いのが「おむつ問題」。
幼稚園入園に向けて必死でトレーニングしたけれど、結局間に合わなかった…という方もいるのではないでしょうか。
幼稚園によっては、たとえおむつがとれていなくても「おむつ登園禁止!パンツで登園させてください」というところもあるため、「お漏らししないかな…」と心配になってしまうもの。
しかし、おむつがとれるタイミングというのは、個人差があるので、どんなにママが頑張ってトレーニングしていても、なかなかおむつがとれない…ということもあります。
そもそもおしっこを溜めておける膀胱が発達しきれていないなど、体の成長による部分も大きいからです。
ママは、焦らず、子どもの様子を見ながら、引き続きトレーニングを続けていくようにしましょう。
【不安解消のためにできること】
もし、入園までにおむつがとれなかった場合は、その旨を必ず担任の先生に伝えておきましょう。
その上で、
・着替えを余分に持たせる
・声かけを促してもらうようにする
など工夫できることを先生と話し合っておくといいと思います。
集団生活が始まれば、周りのお友達がトイレに行く姿を見て、一緒にトイレに行く習慣が自然と付けられる子もいます。
もしかすると、ママが思っていたより早くおむつがとれるかもしれませんよ。
入園前の心配ごと②「お着替えが自分でできるかな?」
お家にいた時は、ボタン留めをママが手伝ってあげたり、前と後ろを逆に着てしまわないように教えてあげたりできましたよね。
しかし、幼稚園に入ると、お着替えは自分で行わなければなりませんから、「ちゃんと1人でできるかな?」と心配になるママも多いでしょう。
【不安解消のためにできること】
入園前に制服や体操着が届いたら、自宅でお着替えの練習をしてみましょう。
ブラウスやシャツのボタンは小さいので、最初は手間取ってしまうと思いますが、ママはなるべく手を出さずに見守ってあげるようにしてください。
また、肌着など、前後逆に着てしまわないように、何かわかるような目印をつけておくといいと思います。
「リボンが付いている方が前だよ」…というように、あらかじめ、目印を教えてあげるといいでしょう。
入園前の心配ごと③「朝起きられるかな?」
これまでちょっと遅めに起きていた子も、幼稚園が始まれば、毎朝決まった時間に起きて仕度をしなければなりませんね。
朝ごはんを食べたり、お着替えをしたりするのに時間がかかる子は、なるべく余裕を持って早めに起きるのが理想的です。
時間に余裕があれば、ママも「早く!早く!」とイライラしなくて済むでしょう。
【不安解消のためにできること】
まずは早寝早起きの習慣をつけるようにしましょう。
朝は7時くらいに起き、夜は遅くても9時には寝かせるようにします。
こうして生活リズムが整ってくると、自然と早起きをしてくれるようになるので、入園前から習慣づけておくと楽ですよ。
入園前の心配ごと④「幼稚園を嫌がらないかな?」
ママとベッタリ過ごしてきた甘えん坊な子にとって、幼稚園に行くことは自立の第一歩。
初めのうちは不安で泣いてしまう子もいるでしょう。
幼稚園の門の前で、ママにしがみついて離れられなかったり、「ママ―」と泣き叫んでしまったり…。
園生活に不慣れな年少さんにはよくある光景です。
幼稚園に慣れてきて、お友達ができ、幼稚園が楽しい場所だとわかるようになれば、自然と登園渋りもなくなっていくのでママが過剰に心配する必要は全くありません。
ママも子どもの自立を促してあげられるよう、応援してあげましょう。
【不安解消のためにできること】
無理やり泣き叫ぶわが子を引き離すことは、ママにとってもつらいことですよね。
しかし、ママが罪悪感を抱いていたり、いつまでも門のところから不安そうな顔で見ていたりすると、子どもはもっと「不安」になってしまいます。
ママが笑顔で「いってらっしゃい」と送り出すこと。
そして、何より「幼稚園って楽しい場所だよ」ということを、子どもにわかってもらうことが大切です。
普段から幼稚園を信頼し、担任の先生とよく連携をとって、子どもが楽しく通える環境づくりをしていきましょう。
入園前の心配ごと⑤「好き嫌いが多いけど大丈夫?」
幼稚園に入ると、園によってはお弁当だけでなく給食が出されることがありますね。
好き嫌いが多い子は、出された給食を食べられるのか…?心配になってしまうことでしょう。
しかし、みんなで一緒に食べる給食やお弁当の味はまた格別!
お家では嫌いな野菜も、幼稚園ではみんなが食べているので、自然と口にすることができるようになります。
最初は苦手なものが多かった子も、卒園する頃には好き嫌いがなくなっていた…なんてことも。
苦手なものも残さず食べられたという日は、いっぱい褒めてあげてくださいね。
【不安解消のためにできること】
好き嫌いが多いという子は、入園前から少しずつ苦手なものも食べる練習をしてみるといいかもしれません。
食べる練習をするときも、ただ「食べなさい」では余計に嫌いになってしまうので、
・一緒に料理をしてみる
・家庭菜園をしてみる
など、「食」に興味を持ってもらうことからスタートするといいでしょう。
自分で作った野菜や、自分で作ったご飯は、いつもより美味しく感じるはずですよ。
幼稚園で頑張るわが子を応援してあげよう
ママやパパにとっては、まだ赤ちゃんのようにとても未熟な存在に思えるわが子。
しかし、子どもは大人が思っている以上に、新しい環境に対しての順応性が高いものです。
あまりママが「心配だな…」と思っていると、子どもにも伝わってしまいます。
ママも、子どもの成長を楽しみに、笑顔で幼稚園へ送り出せるように心がけましょう。
そして幼稚園から帰ってきたら、「頑張ったね」といっぱい褒めてあげてくださいね。