【うちの子だけ?】夏休み後の登園渋り!原因と対策は?

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    幼稚園の夏休みは、およそ1ヶ月ちょっと。
    この間、子どもはママと一緒に楽しい時間を過ごすことになりますよね。

    そこでよくあるのが、夏休み明けの「登園渋り」。
    1学期は楽しく幼稚園に通えていた子どもでも、突然、夏休み明けに「行きたくない」と毎朝ぐずるように…。

    これまで経験したことのないママにとっては、あまりの突然のことに戸惑ってしまうかもしれませんね。

    しかし、この登園渋りは、この時期の子どもによくあること。
    決して、その子だけが、甘えている・成長が遅れているというわけではないので、安心してくださいね。

    夏休み明けに起こる「登園渋り」の原因は?

    ではなぜ、夏休み明けに「登園渋り」が起こるのでしょう?
    まずはその原因から探ってみたいと思います。

    原因①生活リズムが崩れてしまったから

    登園渋りが起こる原因の1つに、生活リズムの乱れが挙げられます。
    長期間の夏休みで、すっかり崩れてしまった毎日のルーティン。

    なかには、すっかり家で過ごすことに慣れてしまい、幼稚園での生活が嫌だな…と思ってしまう子も。

    たしかに、幼稚園が始まると、決まった時間に起きて、決まった時間に行動しなければならないので、子どもにとっては“自由”が奪われたような感覚になってしまう場合もあるでしょう。

    大人も週明けの月曜日に、出勤するのが嫌だな…と感じるので、同じ感覚なのかもしれませんね。

    原因②ママと離れたくないから

    夏休み期間中、べったりママと過ごしてしまった子どもの場合、幼稚園が始まることで「ママと離れたくない」「寂しい」と思う子もいます。

    原因③すっかり幼稚園の生活を忘れてしまったから

    長期間、幼稚園と離れていたことで、すっかり園での楽しい生活のことを忘れてしまったというケースもあります。

    まるで入園当時のように、登園するのが不安になってしまうことも。

    ママやパパにとっては、夏休みが明けたら、また幼稚園に通うことが分かっていたとしても、子どもにとっては、それが当たり前でないのかもしれませんね。

    夏休み明けに起こる「登園渋り」の対処法は?

    この登園渋りは、意外と起こり得ることなので、さほど大きな心配はしなくても良いですが、そうはいっても毎朝グズグズされては、困ってしまいますよね。

    わが子が登園渋りをしたときは、一体どのようにして対処したら良いでしょうか?

    対処法①とにかく毎日行かせる

    どんなに嫌で泣いて喚いても、まずは毎日幼稚園に行かせることが大切です。

    子どもですから、行ってしまえばママのことなんてすっかり忘れて、友達と楽しく遊ぶことができるもの。
    「大丈夫かしら…?」というママの不安も、取り越し苦労で終わることがほとんどです。

    毎朝、とにかく幼稚園に送り出すことで、自然と登園渋りがなくなっていきますよ。

    対処法②怒らず子どもの気持ちを受け止める

    「行きたくない~」と毎朝ぐずられてしまうと、ママも参ってしまうため、イライラして「行きなさい!」と怒ってしまうかもしれませんね。

    しかし、ここで怒ってしまうと逆効果。
    さらに子どもは「ママ~」と不安になって、ママへの執着が高くなってしまいます。

    まずは子どもの気持ちを受け止め、「行きたくないんだね、でも大丈夫だよ。ママは必ずお迎え行くからね」などと安心させてあげましょう。

    対処法③頑張った子どもを褒めてあげる

    イヤイヤながら、頑張って登園してくれた子どもには、毎日褒めてあげることが大切です。
    「すごい!今日は楽しかった?頑張ったね。」などと子どもを抱きしめながら褒めてあげましょう。

    子どもは、ママから褒めてもらうことで、自信がつきます。
    そして、また褒めてもらおうと「頑張ろう」と思えるようになるのです。

    この積み重ねで、少しずつママから自立していけるようになるでしょう。

    夏休み明けに起こる「登園渋り」を予防するには?

    登園渋りが始まると、ママも毎朝大変なので、できれば避けたいことですよね。
    登園渋りがなるべく起きないようにするためにできる、様々な工夫についてもご紹介しましょう。

    予防策①夏休み中に幼稚園の友達と遊ばせる

    仲の良いお友達がいる場合は、幼稚園のことを忘れないよう、夏休み中に何度か友達と遊ばせると良いでしょう。

    公園で水遊びをしたり、お友達の家を行き来して遊ばせたりしてもいいですね。

    なるべくママとべったり…という時間を減らし、子ども自身の世界を築けるようサポートしてあげるといいと思います。

    予防策②夏休み中でも規則正しい生活を心がける

    夏休み中であっても、幼稚園に通っているときと同じような生活リズムを心がけましょう。
    早寝早起きはもちろんですが、日中は活動的に行動するなど、1日のスケジュールをしっかり管理することが大切です。

    夜更かしばかりしていて、朝起きられず、登園を渋ることもあるので、夏休み中の生活スタイルにも気を配るようにしましょう。

    予防策③登園日までカウントダウンをする

    夏休みがスタートすると、すっかり子どもは、幼稚園のことを忘れてママとの時間を楽しんでしまいますよね。

    普段、幼稚園で一生懸命頑張っている分、たっぷりママに甘えて過ごす子もいるかもしれません。

    そんなときは、幼稚園での生活を忘れないよう、登園日までをカウントダウンするのがおすすめ。
    カレンダーに毎日シールを貼るなどして、幼稚園へ通うことを意識させましょう。

    子どもですから、突然「明日から幼稚園よ~」と言われても、気持ちの切り替えがなかなかできないもの。
    このようにカウントダウンすることで、事前に子どもも「また幼稚園に行くんだな」ということを理解できるため、登園渋りを予防することができるでしょう。

    夏休み明けの登園渋りも成長の過程だと見守ろう

    子どもが夏休み明けに「行きたくない」と登園渋りをするのも、ほんの一時的なこと。
    成長の過程であると思い、ママはイライラせず、温かく見守ってあげましょう。

    今回ご紹介したような様々な対策を試しても、なかなか登園渋りが改善されない場合は、何かほかに原因があるのかもしれません。
    幼稚園の先生と連携しながら、子どもの様子を確認し、ほかに何かトラブルがないか?体調不良ではないか?など別の原因を探ってみるといいでしょう。

    幼稚園に行きたがらない子どもを、無理やり行かせるのは、何となく罪の意識を感じてしまいますが、子どもにとって、子どもの世界を広げていくことは大事なことです。

    ママは、自立しようと頑張っている子どもを応援してあげてくださいね。


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