小学生の夏休みはいつからいつまで?
いよいよ夏本番。
子育て中のママにとっては、子供が夏休みに入るので、結構大変ですよね。
小学生の夏休みは、地域によって異なりますが、概ね7月下旬~8月下旬までの1ヶ月間。
ママたちが子供の頃は9月1日が始業式だったと思いますが、最近の子供たちは、学校にエアコンが導入されたこともあり、夏休みが意外と短いのです。
この記事に書いてあること
小学生が充実した夏休みを過ごすためには?
小学生の夏休みというと、ただダラダラ過ごしてしまいがち。
ゲームや公園遊びばかりしていて、気づいたら宿題を全然やっていなかった…なんてこともしばしば。
そんなことにならないよう、せっかくの1ヶ月を大切に過ごすようにしたいですよね。
小学生の夏休みを充実したものにするには、一体どうすればよいでしょうか?
最も大切なのは、「計画を立てること!」。
よく宿題で、夏休みの1日のスケジュールを書かされたという経験のあるママもいると思いますが、やはり子供が時間の管理をし、計画的に進めていくことは大切なことです。
1日24時間というのは、誰もが当たり前のように与えられた時間。
それをどう使うかは、自分次第ということです。
まずは、子供と一緒に、夏休みの1日のスケジュールを立て、月単位でも考えていきましょう。
たとえば、
・夏休み期間中に本を5冊読み終える
・夏休み前半に学校の宿題をすべて終わらせる
など、月単位、週単位で区切って考えると、よりイメージが湧きやすくなるでしょう。
ママも一緒にアイデアを出して考えてあげてくださいね。
充実した夏休みの過ごし方①非日常体験をさせる
夏休みと言えば、およそ1ヶ月間の長―いお休みですから、いつもとは違う特別な体験をさせてあげたいもの。
夏休み明けに、「また少したくましくなったね!」なんて言われるような、普段できない非日常体験をさせるのがおすすめです。
たとえば…
◎キャンプ
◎登山
◎海水浴
◎釣り
◎野菜や果物収穫体験
◎渓流くだり
◎モノづくり体験(例:陶芸やガラス工芸など)
など。
主にアウトドアが多くなりますが、子供が肌で感じて実際に体験することで、大きくなっても記憶に残る「財産」となります。
普段ゲームばかりで家にこもりきり…という子こそ、こういった自然に触れる機会を作ってあげたいですね。
充実した夏休みの過ごし方②習い事をさせる
やらせてみたいと思っていたけれど、普段は時間がなくて習わせることができない…という習い事もありますよね。
せっかくですから、この長期の夏休みを利用して「短期レッスン」に参加してみてはいかがでしょうか?
お家でダラダラばかりしがちな子も、夏休みの1ヶ月間、集中して取り組むことで、何か1つ身に付けることができるかもしれませんよ。
短期レッスンでよくあるのが…
◎体操教室
◎スイミング
◎学習塾
など。
これをきっかけに、やる気になってくれれば、継続して通うことも検討できるでしょう。
親が教えようと思っていても、親子喧嘩に発展してしまって、なかなかうまく進まない…というご家庭はぜひ検討してみてくださいね。
充実した夏休みの過ごし方③家のお手伝いを積極的にさせる
小学生くらいになれば、家族の一員として、家のお手伝いをさせるのも1つです。
普段は、学校の宿題で忙しく、帰宅後にお手伝いをすることが難しいという子も、夏休みなら時間がたっぷりあるので、役割を与えて積極的に家事に参加してもらいましょう。
たとえば…
・ベランダのお花の水やり
・洗濯物を干す、取り込む、、畳む
・お風呂の掃除
・夕食前の配膳準備
・犬の散歩
など。
1つ~2つ、夏休み中はこれがあなたの仕事よ…と役割を与えることで、責任感も芽生えるはずです。
ただし、低学年の場合は、なかなか思うように進まないこともあるでしょう。
あまり上手にお手伝いができなくても、まずは「やらせてみる」ということに意義あるので、失敗しても怒らないようにしてくださいね。
充実した夏休みの過ごし方④目標達成のために取り組ませる
およそ1ヶ月という夏休みを有効に使うためには、子供に目標を立てさせ、それに向かって行動させるようにするのがおすすめです。
ただし、子供だけが取り組むというのは、あまり面白くないもの。
せっかくなので家族の「チャレンジシート」を作って、家族みんなで目標達成のために取り組むといいかもしれません。
たとえば…
【パパの目標】
・毎日腹筋背筋50回
・ウォーキング1時間
・タバコを辞める
【ママの目標】
・夏休み終わりまで-3kgダイエット
・美文字練習ノートを1冊終える
【子供の目標】
・本を5冊読む
・なわとび50回連続で跳べるようになる
・逆上がりができるようになる
・九九が言えるようになる
など。
子供の今のレベルや「これをやりたい」という気持ちに合わせて目標設定をしましょう。
あまり無理難題を設定してしまうと、やる気が薄れてしまうので、できるレベルのものにし、家族でお互い励まし合いながら取り組むようにするといいですよ。
充実した夏休みの過ごし方⑤苦手を克服させる
夏休み期間を利用し、子供の苦手なものを克服させる…というのもおすすめです。
・野菜が嫌いな子は、野菜を食べられるようにする
・文字を上手く書けない子は、書けるように練習する
などのように、苦手なものを克服させる=自信を付けさせるというのが目的です。
短期間でも自分が変われたという喜びを感じることで、子供はどんどん次のステップへ上がりたくなるもの。
2学期以降のやる気を引き出すためにも、長期の夏休み期間中を利用して苦手を克服し、子供の成長を促すといいかもしれませんね。
小学生の夏休みは1日1日を大切に過ごそう
当然ですが、今というときは二度と戻りません。
ダラダラ過ごす夏休みも、充実した夏休みも、同じ夏休みであることに変わりはありませんが、どちらが良いと言えば、せっかく与えられた時間を有効活用することですよね。
外出自粛などで、行動が制限される中での夏休みなので、例年のように旅行やレジャーというのは難しいかもしれませんが、だからと言って家にこもりっきりでテレビばかり見ているのでは、勿体ないです。
いかに充実した夏休みを過ごせたか?というのは、その後の2学期にも響いてきます。
ぜひ、計画的に1日1日を大切に過ごすようにしてくださいね。