【動画あり】人狼のような心理戦!新しいカードゲームXENO(ゼノ)が見ていてめちゃくちゃ面白い!

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    皆さんはカードゲームは好きですか?
    私は顔に出やすいので、ババ引きやダウトなどをはじめカードゲームがすごく弱いのですが、対決を見るのがすごく好きです。
    そんな中、最近XENO(ゼノ)というカードゲームを知りました。

    これが対決を見ていて最高に面白かったので今回は皆さんに新しいカードゲームXENO(ゼノ)をご紹介します。

    カードゲームXENO(ゼノ)とは?

    手札わずか1枚の対戦カードゲーム、XENO(ゼノ)は、なんと芸人として「武勇伝」や「パーフェクトヒューマン」でブレイクしたオリエンタルラジオの中田さんが考案したカードゲームです。
    ※厳密には、ゼロから考えたわけではなく、様々なカードゲームを研究して、面白いと思ったカードゲーム(ラブレター)を許可を取って改良したそうです。

    1試合:3〜10分と短いながら濃厚な心理戦。
    カードにはそれぞれの役割があり、1手1手が勝敗を分けていく、スリリングな試合が楽しめます。
    カードに直接ルールは描かれていないので、独自ルールや柔軟なルール変更ができるのも特徴的です。
    10種類のイラストはどれもダークな雰囲気でかっこいいですね。
    対応人数は、2-4人で遊べますが、見ていて一番面白いのは2人対戦です。

    XENOのストーリーとルール説明

    ・ストーリー
    暴力で国を支配する皇帝、愛で国を救う英雄、相反する二人が、己の信念のもと対立するとある国。
    プレイヤーはこの国の行く末を見守る者となり、この国の未来はプレイヤーに委ねられます。
    皇帝に逆らう者は処刑されてしまうため、プレイヤーは自分が何者であるかを隠しながら行動する必要があります。

    ・ルール
    カードには英雄・皇帝・精霊・賢者・貴族・死神・乙女・占師・兵士・少年の10種類の登場人物が描かれており、それぞれ特殊な効果を持っています。
    プレイヤーが保持できるカードは1枚のみ。
    それらを上手に選択し、見事最後まで生き残ることができたプレイヤーが勝者となります。

    ストーリーに裏打ちされた登場人物と役割


    プレイ方法
    人数は、2 – 4人で行います。
    キャラクターと数字が描かれたカードは全10種類の計18枚。
    まず各人が1枚の手札を保持し、さらに1枚をゲームから裏向きで除外して残りを山札とする。
    この除外したカードは、英雄の転生に使われ(詳細は10番:英雄の効果参照)、それ以外で使用されることはない。

    まず手番が来たら山札より1枚カードを引き手札を2枚にする。次に2枚の手札のうちいずれかを選び(手札によっては選べないことも)自分の捨て札とする。この捨てる行為のみを使用とし、他の捨てる行為は使用ではないものとする。使用したカードが持つ効果を処理をしたら手番終了となり、次のプレイヤーに手番が回る。

    これを山札が無くなるまで繰り返し、最終的に一番数字の高いカードを持っているプレイヤー、もしくは最後まで生き残ったプレイヤーがそのゲームの勝者となる。カードの効果如何で他のプレイヤーもしくは自分がゲームから脱落することがある。脱落したプレイヤーは手札を全て捨て札とする。
    全員脱落する可能性もあり、その場合のゲームは勝者なし(引き分け)となる。

    1番:少年:革命
    枚数:2枚
    このカードが場に出ていない状態で使用しても何も起こらない。既にこのカードが1枚場に出ている状態で2枚目が使用された場合、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは新たに山札から1枚カードを引き、2枚の手札を公開する。使用したプレイヤーはそのうち1枚を選択し、捨て札にする。この時カードを捨てる行為は使用ではないので使用によるカードの効果は発動しない。この効果は「皇帝」の公開処刑と同じだが、このカードの効果で「英雄」を公開処刑した場合は「皇帝」のように脱落させることができず、転生の処理を行う。
    山札が0枚の時に2枚目の「少年」が使用された場合は、効果を発動せずゲームを終了する。

    2番:兵士:捜査
    枚数:2枚
    このカードを使用した時、他プレイヤー1人とカードの種類1つを指定する。そのプレイヤーの手札が指定したカードの種類と一致していた場合、そのプレイヤーは脱落する。
    ただし、「英雄」を当てた場合は、当てられたプレイヤーは敗北せず、転生の処理を行う。

    3番:占師:透視
    枚数:2枚
    このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーの手札を見ることができる。

    4番:乙女:守護
    枚数:2枚
    このカードを使用した時、次の自分の手番になるまで他プレイヤーのカードの使用による効果を受けない。他プレイヤーは「乙女」を出したプレイヤーを使用したカードの効果の対象とすることはできるが、効果そのものは発動しなくなる。

    5番:死神:疫病
    枚数:2枚
    このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは新たに山札から1枚カードを引き、元の手札とシャッフルし、使用したプレイヤーが裏向きの状態でどちらを残してどちらを捨て札にするか決める。捨てた(残った)札が元々持っていた手札なのか山札から引いた札なのかは公表しない。カードを捨てる行為は使用ではないので、使用によるカードの効果は発動しない。ただし、「英雄」の転生は発動し、もう1枚も捨て札にしてから転生札を手札に加える。
    山札が0枚の時にこのカードが使用された場合は、効果を発動せずゲームを終了する。

    6番:貴族:対決
    枚数:2枚
    プレイヤーを指名し、そのプレイヤーと自分の手札を確認し合った後、強さが相手より高くなかったプレイヤーは脱落する(つまり2人とも同じ強さだった場合はどちらも脱落する)。残りプレイヤーが2人だけの状態で2人とも脱落した場合はそのゲームは勝者なし(DRAW)となる。
    初手でも出してしまえば運のみでゲーム終了させることもできてしまうため、動画では1回目の貴族は対面(お互いに手札公開)、2枚目の貴族から対決へと変更されることもありました。

    7番:賢者:選択
    枚数:2枚
    このカードを使用したプレイヤーは、次の自分の手番で山札からカードを引く際、3枚引いてその中から好きな1枚を選ぶ。選ばれなかった2枚は山札に戻り、選んだプレイヤーの前のプレイヤーが山札をシャッフルする。その後、元の手札と引いたカードの中から選んだ札のうちのどちらかを使用する。山札の残りが2枚以下の場合は、あるだけ引いた上で好きな1枚を選び残りは山札に戻る。転生札を引く事はできない。
    この効果の適用は自己申告であり、3枚引く事を忘れていた場合、遡って適用する事はできない。(通称:賢者忘れ)

    8番:精霊:交換
    枚数:2枚
    このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーと自分の手札を交換する。
    自身が持っているもう一枚のカードが10番:英雄など強いカードでも相手に渡すことになるので、たまに相手に微笑むことがある使いどころが難しいカードです。

    9番:皇帝:公開処刑
    枚数:1枚
    このカードを使用した時、他プレイヤー1人を指名する。そのプレイヤーは新たに山札から1枚カードを引き、2枚の手札を公開する。使用したプレイヤーはそのうち1枚を選択し、捨て札にする。カードを捨てる行為は使用ではないので、使用によるカードの効果は発動しない。「死神」と似ているが、対象プレイヤーの手札が全プレイヤーに公開され、どちらを捨て札にするかはランダムではなく使用者が選べる。
    また、「英雄」を公開処刑した場合、「英雄」が元の手札だったか山札から引いた札であったかに関係なく、転生できずに脱落となる。
    山札が0枚の時にこのカードが使用された場合は、効果を発動せずゲームを終了する。

    10番:英雄:潜伏・転生
    枚数:1枚
    このカードは使用することはできない。
    「兵士」で当てられた場合や「少年」(2回目)もしくは「死神」の効果で選択された場合、転生の処理が発生し、即座に全ての手札を捨てて転生札を手札に加える(「兵士」による脱落は発生しない)。ゲーム中、転生札が使用されるのはこの時が唯一である。「皇帝」の公開処刑で、捨て札になった場合は、転生を行わず脱落する。
    使用することができないため、もう1枚の手札が精霊だと交換せざるを得なくなってしまいます。

    濃厚な心理戦が楽しめるYoutube動画

    ゲームマスター中田さんがリアル透視の効果を持つ心理戦のプロ、DaiGoさんを迎えた1対1の対戦動画。
    私の中では、一番の名対決だと思います。
    DaiGoさんの鋭い推察と2番:兵士の効果(相手の手札を言い当てたら相手はゲームオーバー)がゲームマスター中田さんを苦しめます。
    その対決の行方はぜひ動画でお楽しみ下さい。

    ・前半戦

    ・後半戦

    手に汗握る心理戦が熱すぎる

    こんなにカードゲームで熱くなったのはいつ以来でしょうか?
    遊戯王やマジックザギャザリングなど、知っているカードゲームもどんどん複雑化していく中、
    XENO(ゼノ)は短時間・少ない枚数・理解しやすいルールという今、欲しいところを抑えてくれている面白いカードゲームだと思います。

    短時間で遊べるカードゲームが欲しい方にはとてもおすすめです。
    気になった方は、ぜひその手に取ってみてはいかがでしょうか?

    カードルールの出典:Wikipedia


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