パーソナルトレーニングで体重が減らない理由と15の原因!自分が原因?

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    パーソナルトレーニング 体重減らない

    パーソナルトレーニングに通っているのに体重が減らない!

    高いお金を払っているからこそ、体重の増減を気にしすぎてしまう気持ちは分かります。しかしパーソナルトレーニングでの効果が「体重=成果」という考えは間違いです。

    パーソナルトレーニングは、食事制限と筋力トレーニングの両方を行うことで体に変化が現れます。体重が減っていなくても、パーソナルトレーニングの効果は出ているか確認するようにしましょう。

    なぜ体重が減らないのか、今回はその理由について解説していきます。

    事実!パーソナルトレーニングで体重が減らない理由

    体重が減らない理由

    パーソナルトレーニングに通っているのに、体重がなかなか減らない。

    パーソナルトレーニングにおいて「食事制限」「筋力トレーニング」の両方をきちんと行っていれば、必ず効果が出てきます。体脂肪率は減り、筋力量が増えて体のラインに変化があるはずです。

    「ではなぜ体重が減らないの?」トレーニングによるダイエットをしたことが無い方の大半が体重ばかりを気にしてしまいます。

    実はパーソナルトレーニングでは体重を一気に落とすことはできません。

    そこで、まずはなぜ体重が減らないのか解説していきましょう。

    体脂肪率と筋肉量で見る!トレーニングの効果

    パーソナルトレーニングによる効果は「体重が全て」ではありません。体重が減らないから効果が出ていないという考えは捨てましょう。

    パーソナルトレーニングでは、食事制限と筋力トレーニングによって痩せやすい体をつくります。

    はじめの3週間から1ヶ月半くらいは、筋肉量を増やし基礎代謝のアップを促すのです。その後、筋肉がついたので脂肪から中心に燃焼されやすくなります。

    ここで注意してほしいのが、脂肪が燃焼していく代わりに「筋肉量」が増えているので体重に大きな変化はないでしょう。体重だけで判断してしまうと、体重が減っておらず効果が出ていないように感じます。

    しかし無駄な脂肪が落とされ、筋肉がついたことによって体のラインは引き締まっているはずです。

    パーソナルトレーニングによる効果は体重だけで判断せずに、体脂肪率と筋肉量をチェックするようにしましょう。ただ体重を落とすよりも、パーソナルトレーニングによるダイエットは健康的で美しい体をつくることができます。

    当てはまってない?体重が減らない15の原因

    15の原因

    トレーニングはしっかり行っているのに体重が減らない。

    上記のように、パーソナルトレーニングによる筋力トレーニングや食事制限を行っているのに体重に変化が出ないこともあるでしょう。パーソナルトレーニングでは筋肉量を増やして脂肪を燃やすため、短期間で体重に劇的な変化は訪れません。しかし2ヶ月目~3ヶ月目くらいになれば、体重も少しずつ落ちていくのです。

    2ヶ月~3ヶ月経っても体重に変化がなければ、根本的な原因があります。

    体重が思うように減らない場合の15の原因を紹介しましょう。

    1. 筋肉量が増えているから
    2. 食べ過ぎ
    3. 食事の偏り
    4. 食事を急いで食べる
    5. 睡眠不足
    6. 便秘
    7. むくみ
    8. 冷え性
    9. 姿勢が悪い
    10. 正しい運動をしていない
    11. 停滞期
    12. ストレス
    13. ゼロカロリー・ローカロリー食品
    14. お肉を食べない
    15. 同じ時間で計測をしていない

    上記15の原因について紹介していきます。

    どれか1つでも当てはまる場合には、改善することで体重に変化が現れる可能性があるでしょう。

    筋肉量が増えているから

    1つ目の原因は「筋肉量が増えているから」です。

    1章で紹介したとおり、パーソナルトレーニングを正しく行えば筋肉量が増えます。筋肉量が増えると、脂肪は燃焼するが体重は減るどころか増える可能性もあるのです。

    しかし重要なポイントは体重ではなく「見た目」です。体重はあまり気にせず、見た目の変化を楽しむようにしましょう。

    食べ過ぎ

    2つ目の原因は「食べ過ぎ」です。

    いくら運動をしていても、消費カロリーを超える量を摂取していれば体重は減りません。1日摂取して良いカロリーをトレーナーに確認し、栄養バランスを考えながら食べる必要があるのです。

    体重を減らすためには、食生活の改善も大事だということを覚えておきましょう。

    食事の偏り

    3つ目の原因は「食事の偏り」です。

    「体重を減らしたいからサラダしか食べない!」

    このような偏った食事制限をしていませんか?わたしも痩せたいがために、サラダダイエットをしたことがあります。しかしこのような偏った食事は、栄養素が体に行き届かなくなり不健康な体を作り上げてしまうのです。トレーニングの効果を効率よく発揮させるためには、たんぱく質・ビタミン・ミネラル等を多く取り入れてバランス良い食事を心がけましょう。

    ○○ダイエット(こんにゃくダイエット等)という偏ったダイエットは、健康にも悪影響を及ぼします。絶対に行わないようにしてください。

    食事を急いで食べる

    4つ目の原因は「食事を急いで食べる」です。

    食事の早食いは、太りやすい体をつくる原因となります。しっかり噛み、時間をかけて食事を摂ることで痩せやすい体をつくることが可能です。

    よく噛んで食べると、食べ物の消化・吸収が活発化して消費エネルギーが多くなります。

    どんなに急いでいても、よく噛んで食べることを意識してみましょう。

    睡眠不足

    5つ目の原因は「睡眠不足」です。

    睡眠不足は、脂肪の燃焼を妨げる原因となります。

    睡眠中は、脂肪を燃焼させる成長ホルモンを分泌させることが可能です。

    しかし睡眠不足が続いてしまうと、脂肪が燃焼されにくい体となってしまいます。

    睡眠はしっかりと取り、燃焼されやすい体をつくるようにしましょう。

    便秘

    6つ目の原因は「便秘」です。

    女性は便秘になりやすいですが、便秘もダイエットの天敵と言えます。便秘が長期間続いてしまうと、体の消化効率を下げて代謝が下がってしまうのです。代謝が下がると、太りやすい体となってしまいます。

    食物繊維の多い食べ物やヨーグルトなど、便秘には注意するようにしましょう。

    またお腹の筋肉を鍛えることで、腸の活性化を促すことができます。

    むくみ

    7つ目の原因は「むくみ」です。

    むくみも便秘同様で、むくみが酷いと体内の水分・老廃物が排出されにくくなります。水分や老廃物が排出されなくなると、体重が減らない原因となるのです。

    見た目も太って見えやすくなるので、むくまないように対策をとる必要があります。

    塩分が多い食事を控えたり、お水を適度に飲んだりするようにしましょう。

    冷え性

    8つ目の原因は「冷え性」です。

    体が冷えやすいと、血行の循環が悪くなって脂肪が付きやすい体となってしまいます。

    手足を温めたり、温かいお風呂に肩まで浸ったりして血行を促進させましょう。

    冷え性を治すだけでも、太りやすい体から痩せやすい体へと変化させることができます。

    姿勢が悪い

    9つ目の原因は「姿勢が悪い」です。

    姿勢が悪いと血流が悪くなり、リンパに老廃物が溜まりやすくなります。リンパに老廃物が溜まると、脂肪が落ちにくくなってしまうのです。

    姿勢を正すことによって、痩せ体質をつくると共に印象までも変えることができます。美しく健康的な印象を与えるためには、正しい姿勢が必要です。

    正しい運動をしていない

    10つ目の原因は「正しい運動をしていない」です。

    体重を減らすための運動は、ただやみくもに行っても効果は出ません。脂肪燃焼を促す有酸素運動に加えて、筋肉量を増やす無酸素運動の両方を行う必要があるのです。

    正しい運動を行うことで、効率的に痩せることができます。

    停滞期

    11個目の原因は「停滞期」です。

    ダイエットを行う上で必ず停滞期がやってきます。減量に体が慣れ始めたころ、体がこれ以上のエネルギー消費を防ごうと抵抗してくるのです。

    停滞期が訪れたら落胆せずに、チートデイ(※1)などを設けると効果的でしょう。

    停滞期後は、体重が減り始めるので我慢が必要です。

    ※1:チートデイとは食事制限を無視して、思いっきり食べて良い日のことを指します。

    チートデイを正しく行うことで、栄養素を体に循環させることが可能です。また、チートデイ後は体重が減りやすくなる期待もできます。

    ストレス

    12個目の原因は「ストレス」です。

    ダイエットのことばかり考えていると、知らぬ間にストレスとなっている可能性があります。

    ストレスは脂肪燃焼効果のある成長ホルモンの分泌量を減らして、太りやすい体をつくってしまう原因となるのです。体重のことは気にせずに、楽しみながらパーソナルトレーニングに通ってみてください。

    ゼロカロリー・ローカロリー食品

    13個目の原因は「ゼロカロリー・ローカロリー食品」です。

    ゼロカロリーやローカロリーの食品ばかり食べれば痩せると勘違いしていませんか?

    ゼロカロリーやローカロリーの食品は、エネルギー量が少なく基礎代謝低下の原因となります。

    空腹時の間食として、ために食べるのはOKです。しかしゼロカロリーやローカロリーの食品を主食として選ぶのは逆効果と言えます。

    消化・吸収機能の働きが悪くなる原因となり、熱量不足で冷えの原因となるのです。ゼロカロリーやローカロリーの食品を食べる際には、食べ過ぎない様に注意しましょう。

    お肉を食べない

    14個目の原因は「お肉を食べない」です。

    「お肉は太るから食べない」と勘違いしていませんか?

    たんぱく質の多いお肉は、ダイエットに必要な食べ物です。筋肉をつくる材料ともなるので、積極的に食べることをおすすめします。特に、赤身のお肉や鶏肉等はダイエットに最適だと言えるでしょう。

    同じ時間で計測をしていない

    15個目の原因は「同じ時間で計測をしていない」です。

    体重は毎日同じ時間に計測していますか?

    体重は1日の中で1キロ~2キロ変動しています。毎日同じ時間に測ることで、体重の増減を的確に把握することが可能です。

    体重の計測は毎日同じ時間に計測するようにしましょう。

    パーソナルトレーニング効果を高める!自宅でできる2つのメニュー

    自宅でできるメニュー

    「痩せなくて、居ても立っても居られない!」

    パーソナルトレーニングで痩せて早く結果が欲しいと考えるのは当然です。

    焦りは禁物ですが、自宅でかんたんにできるトレーニングを行うことでパーソナルトレーニングの効果を高めることができます。ぜったいに成果を出したい!とお考えであれば、無理のない程度に2つのトレーニングを行ってみましょう。

    • 有酸素運動
    • ヒットトレーニング

    上記2つのメニューは空いた時間などに、自宅でもかんたんに取り入れることのできるトレーニングメニューです。さっそく紹介していきます。

    有酸素運動

    1つ目は、有酸素運動です。

    有酸素運動は筋力トレーニングと合わせて行うことで、効果的に脂肪を燃焼することができます。

    筋力トレーニング後に、有酸素運動を取り入れることで脂肪燃焼のタイミングを早めることができるのです。

    有酸素運動は…

    • ウォーキング
    • 軽いランニング
    • 水泳
    • サイクリング
    • エアロビクスダンスエクササイズ

    などの種類があり、ご自身の体力に合わせて行ってみると良いでしょう。

    ヒットトレーニング

    2つ目は、ヒットトレーニングです。

    ヒットトレーニングとは、心拍数を高く保つことで脂肪燃焼を促すトレーニング方法となります。

    有酸素運動と筋力トレーニングのような無酸素運動を繰り返す、いわゆる高強度インターバルです。

    引用:【4分】プロと一緒にHIITで下半身シェイプ!|Spolay from Sportsnavi

    やる気がないとかなり辛いトレーニング内容ですが、短期間で効果を期待することが出来ます。

    すぐに効果を実感したい場合には、ヒットトレーニングを取り入れてみましょう。

    まとめ

    パーソナルトレーニングで体重が減らない理由について紹介してきました。

    パーソナルトレーニングは、食事制限の他に筋力トレーニングを行うことで脂肪燃焼を促します。

    筋肉量を増やすことで、見た目はスッキリと引き締めることが可能です。

    しかし脂肪の代わりに筋肉が増えているので、体重は劇的に減らない可能性があります。

    パーソナルトレーニングの効果は体重ではなく、見た目や体脂肪率・筋肉量で判断するようにしましょう。


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