合コン詐欺の手口・特徴とは?こんな合コンの誘いには注意!

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合コン

「いつのまにか会計が終わってた」「参加していた男性陣同士に面識がなかった」「面識のない女性が参加している」「開始数分で幹事がいなくなった」このような合コンに参加したことはありませんか?普通に考えればおかしなことだらけです。

絶対とは言い切れませんが、もしかしたらそれは合コン詐欺だった可能性があります!!

この記事では、合コン詐欺の手口や特徴を紹介していきます。こんな合コンには注意して!!

合コン詐欺とは?

合コン詐欺とは

合コンの幹事が集めたお金と会計額の差額を利益にしたり、グルメサイトのポイントやクレジットカードのポイントを得る行為です。

例えば、1人あたり参加費が5000円だとして、実際の支払額は4000円だったとします。8人参加していればトータル8000円(差額1000円×8人)の利益を出すことができます。さらに、その支払いをクレジットカードで行えばポイントが入るし、グルメサイト経由で予約すればグルメサイトのポイントまで入る仕組みです。近年では、キャッシュレス決済によるポイント還元まで得るパターンも多いです。

他にも、店側が紹介料のような形でマージンを幹事に支払うパターンもあります。

合コン詐欺の特徴

合コン詐欺の特徴

合コン詐欺にはこのような特徴があります。

【1】参加者同士で面識がない

合コン詐欺は、とにかく人数を集めることが目的なので、参加していた男性陣同士に面識がなかったなんてことはよくあることです。例えば、参加している男性が4人だった場合、普通の合コンなら4人全員が友達同士なのに、2人は友達同士だけどもう2人とは面識がなかったり。

また、女性陣にも同じ現象が起こります。参加メンバーの中に初対面の女性も交じっています。

このようにいかにも寄せ集め感が出てしまうのです。

【2】会計額がわからない

合コン詐欺で最も重要なのが会計です。幹事は参加者に会計額を見せたくないので、予め固定の参加費が決められていたり、その場で「1人5000円お願いします^^」と徴収されます。レシートや伝票を見せてくれることはありません。

みんな初対面だし、異性がいる場ということで会計で揉めようとする人が居ないのも幹事にとっては好都合です。

【3】幹事がまともに参加しない

金曜・土曜ともなれば、合コン詐欺は1日に複数件開催されている可能性が高いです。幹事は最初の15分ほどで抜けてしまったり、逆に終盤になってようやく参加したりなんてことはよくあります。各所を転々と顔出しているのです。

【4】お店が指定されている

合コン詐欺は絶対に幹事がお店を決めたいので、参加者がお店を決めることはありません。時間と場所がメールやLINEで案内されるだけです。

また、同じ幹事から次回誘いがあった場合もお店が一緒、もしくは近辺であることが多いです。

【5】幹事と店員の仲が良い

合コン詐欺をする幹事は、ある程度使う店が固定されているので店員と仲が良かったりします。店側も合コン詐欺をしていることを暗黙の了解で認めていることもあります。

【6】短期間に何度も誘いが来る

幹事は常に人集めに追われています。仲間内では限界があるので、一度参加した人に人集めを頼むことがあります。合コンはしょっちゅう開催されているので、毎週誘いが来るなんてこともよくあることです。

合コン自体は成功に終わることもある

合コン

裏では合コン詐欺が行われているとはいえ、参加者は単純に合コンを楽しんでいるわけなので、その合コン自体は成功に終わることも多々あります。

結局は人間同士なので気が合う人はいるし、そこで盛り上がって2次会が開催されたり、素敵な人が見つかったりなんてことも十分ありえることです。実際にカップルになることだってあるでしょう。

合コン詐欺は、金額的に大きな被害が出るわけでもなければ、参加した会によってはむしろハッピーになることもあるのが手口の絶妙なところです。

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