妊娠中の女性が、周囲の人に妊娠していることを認識してもらうためのマタニティマーク。つわりなどで立っているだけでも辛いという状況やタバコは控えてくださいねということを配慮してもらうためのマークですね。これは家族や身近な人が身に付けていることが多いので、知っているという多いのではないでしょうか。
では、「ヘルプマーク」や「ハート・プラスマーク」は知っていますか?これらは周囲の人々に障害があることを知らせるためのマークです。
本来ならば義務教育でも教えるべきで、誰もが知っておかなければならない非常に重要なマークであるはず。しかし、なかなか知られていないのが現状。
この記事では、配慮が必要な人へのマークについて紹介していきます。
出典:厚生省
この記事に書いてあること
配慮が必要な人へのマーク早見表
主に人が身につけるマーク
主に施設に表示されるマーク
「ヘルプマーク」が話題になっていて、自分も驚くほどそうした知識がないことに気づき、内閣府や厚労省のサイトを見て自分用に早見表を作りました。よろしければ皆さんもご参考にどうぞ。 pic.twitter.com/fUTCPApffo
— たられば (@tarareba722) 2016年7月13日
知っておくべきとわかっていても、自ら調べる人は少ないと思います。必ずそれぞれのマークの意味を覚えておきましょう。こちらのTwitterの投稿もリツイートでどんどん広がるといいですね。
適切な対応をしてもらうためのマーク
また、これらのマークは「適切な対応」をしてもらうためのマークであって、「気を遣え」というマークではないのです。
世の中にはこんな嫌な思いをしている人もたくさんいます。
これ、私もつけてるけど、違うんだよぉ…マタニティマークと同じで何かあった時に適切な処置をしてもらうマークであって席を譲れマークじゃないんだよ…だからこのおじさんも座れ、大丈夫って言ってるの。ダメなら優先席に行くし、電車も途中下車するよ…メンヘラコミュ障害マークじゃないんだよ…RT
— Riko (@Riko_Kagaya) July 11, 2016
優先席に座ってる初老の男性。隣の女性に、若い人は立っとけと命令口調で話しかける。すいません、妊娠しているので…と申し訳なさそうにマタニティマーク(見えるようにつけている)を提示してたけど、じろじろと横顔やお腹を見ていて不快。どうしてそんなに肩身の狭い思いをさせるのかしら。
— makiko 13 (@hirarin_1001) June 30, 2016
Facebookでマタニティマークを付けてる女性に故意にぶつかったり腹殴ったりしてる奴がいるって記事を見てすげぇ頭にきてる。本当にそんな人いんの?色んな悩みとか抱えてて大変な奴もいるとは思うけど、その行為は殺人、又は殺人未遂になるぞ?
超えちゃいけねぇ一線だけは守ろうぜ。— Okatch[EOI(P)] (@yuuki829) June 27, 2016
「知らなくて後悔した…」電車内で突然倒れた男性が持っていた『ヘルプマーク』の意味 https://t.co/GEpufrio3F
— 岸田繁 Shigeru Kishida (@Kishida_Qrl) July 13, 2016
https://twitter.com/noritaka_lark/status/749825512436969472
はじめまして
私自身、内部障害者で人工股関節の手術を経験したもので、このカードやマークで特別扱いしてくれとは思いませんが、どうしても身体が辛いときがあるので、すこしだけ心にとめておいて頂ければ有難いと思います。— ポロ姉え (@polotakayuki021) July 13, 2016
みんなが正しい認識と知識を持って、本来あるべき対応が当たり前に取れることを願うばかりです。マークを付けるべき人が臆病になるなんてことは無くなって欲しいですよね。