最近、セブンイレブンで弁当の上げ底などがネットニュースを中心に話題になっていますが、
スーパーやコンビニで買い物をしていると、前に比べると容量・数量が減少している商品って結構心当たりありませんか?
パッケージはそのままなのに内容量を見ると明らかに減っている商品と言えば、カントリーマアムやうまい棒などスナックをはじめ、様々な企業があらゆる商品が増税や製造コスト、企業努力等の要因により実施している状況です。
日本では「実質値上げ」「隠れ値上げ」「ステルス値上げ」と揶揄されていますがきちんと名前がついているそうです。
このような小売りされている商品の価格をそのまま、内容量がシュリンク(収縮)していく経済現象を「シュリンクフレーション(shrinkflation)」と言うそうです。
実は、この“いつの間にか容量が減っている商品”をまとめてくれているサイトがあります。
それがいつの間にか容量が減っている商品wikiなのです。
ここでは各ジャンルで私が気になった商品をピックアップしてご紹介します。
この記事に書いてあること
菓子:子供の味方、ガリガリ君も実は減っています。
子供の財布にもやさしいアイスと言えば、赤城乳業のガリガリ君。
じつは大人の知恵と努力で量が減っています。
しかも、値段が上がって、定期的に値上がり傾向にあります。
2014年頃 113ml 60円(税抜)
2015年頃 110ml 60円(税抜)
2016年頃 110ml 70円(税抜)
2020年頃 105ml 70円(税抜)
こちらは税抜き金額なので、増税を上乗せするとさらに値上がりが加速しますね。
それでも、1個100円以下をキープしてくれているのは本当にすごい企業努力だと思いますね。
飲料:昔からあるのにひっそり変わっていて衝撃!紅茶花伝 ロイヤルミルクティー
飲み物で量が増えていると言えば、鶴瓶さんがCMに出演している麦茶のペットボトルが有名ですが、残念ながら、この飲み物ジャンルにも量がひっそりと減っている商品があります。
コカ・コーラで昔からあるミルクティー、“紅茶花伝 ロイヤルミルクティー”もじつは量が減っています。
147円(税込)→2012年:470ml 158円(税込)→2019年:440m 151円(税込)
リニューアルと共に値段が変わっているようです。
2012年、2019年のデザインリニューアルに合わせて、量と値段が変わっているようです。
ちなみに19年に値段が下がっていますが、1mlあたりだとほんの少しだけ値上げ傾向にあるようです。
インスタント食品:長い歴史の中で時代に合わせて変化してきたレトルトカレー“ボンカレーゴールド”
レギュラーサイズの甘口、中辛、辛口いずれも値段は135円(税別)そのままに2016年に210g→180gと量が減っていますが、
こちらは具材を国産野菜に変更にしたことによるリニューアルが要因とされています。
このような消費者のニーズの反映が長い間愛される秘訣なのかもしれません。
冷凍食品 加工食品:パン食だと何かとお世話になるアヲハタ 55ジャム
330g/361円(税抜)から始まり、2013年:310g/361円(税抜)、2016年:250g/350円(税抜)と変わってきています。
16年の動きが大きいですね。
理由としては、味を大幅にリニューアルして、最後まで新鮮な風味を楽しめるよう、容量を変更しているとの事です。
外食・その他:私が大好きなカリッとしたたこ焼きチェーン店“築地銀だこ たこ焼き”も実は・・・
これは驚きました。
めちゃくちゃ数が変わっていたのが銀だこです。
まずはこちらをご覧ください。
10個 500円(税込)
2008年 8個 500円(税込)
2012年 6個 450円(税込)
女性のお客様から『8個入りは少し多い』との声もいただいており、すべて6個入りで500円というわかりやすい価格設定に
2012年 6個 470円(税込)
2018年 6個 500円(税込)
10個もあったなんて夢見たいですね。
もう少し食べたいと思い時もあるので8個くらいがうれしいのですが、量は元の数に増えたりしないのですかね。
大好きなので、期待してしまいます。
いかがでしょうか?
このwikiは消費者として価格の変動のみでなく内容量や品質の変化にも意識を向けたいと思い開設されたそうです。
長い人生の中でインフレ率と実生活は密接に結びついています。
楽しみながら、インフレを少し意識できるユニークなサイト
“いつの間にか容量が減っている商品wiki”ぜひ一度見てみてください。