【職場で本当の友達を作る方法】 オフィスに出会いを求めるのは間違っているだろうか

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    職場で本当の友達を作るには?

    人は誰もが、何かしらの組織に属し、そのコミュニティの中で人間関係を築いていくものですよね。
    しかし、社会人になると、学生時代とは違って友達を作る機会がグッと減ってしまうもの。

    職場というのはそもそも、仕事をする場所ですから、本当の友達を作るというのはなかなか難しいと感じるかもしれません。
    でももし、職場で本当の友達を作ることができたら?…そんなふうに考えたことはありませんか?

    そこで今回は、職場で本当の友達を作る方法についてまとめてみました。

    方法①友達になれそうな相手を見つける

    まずは、友達になれそうな相手を見つけることから始めましょう。
    毎日挨拶をしたり、ちょっとした会話を交わしたりするなかで、自分と気が合いそうかな?友達になれそうかな?…とチェックしてみるといいかもしれません。

    たとえば
    ・自分と年齢が近い
    ・共通の趣味がある
    ・価値観が自分と似ている

    など。
    そもそも自分と価値観や興味のあることが合わなければ、仕事以外で一緒にいても楽しく思えないはず。
    普段のコミュニケーションから、友達になれそうか、そうでないかを見極めていくようにしましょう。

    会話をしていくうちに分かっていくことも多いですが、その人の服装や持っているものなどからも、趣味嗜好が合うか合わないかを判断できると思います。
    気になる人がいたら、さりげなく見てみるといいかもしれません。

    方法②会話の中に仕事以外の話をしてみる

    「この人と友達になれそうだな」という相手が見つかったら、仕事のちょっとした合間を縫って、仕事以外の話を盛り込んでみましょう。

    たとえば、
    「お休みの日は何をしているんですか?」
    「いつもおしゃれですけど、洋服とかどこで買ってるんですか?」

    など。
    人は褒められると嬉しいものですから、関係性が悪くなければ、このようなチョット突っ込んだ質問にものってくれると思います。
    質問の答えから自分との共通点が見つかれば、さらに話が広がり、会話も弾んでいきますよね。

    逆にプライベートな質問に嫌な顔をするようなら、「言いたくない」という合図。
    そこまであなたと親しくなろうという気持ちがないということなので、それ以上詮索しないほうがいいかもしれません。

    方法③社内イベントに積極的に参加する

    友達になりたい人と徐々に距離を詰めるには、普段の会話だけでなく、忘年会などの社内イベントに積極的に参加するのも1つです。

    飲みの場であれば、比較的相手との距離を縮めやすいので、友達として深く話せるチャンス!
    普段職場ではしないようなプライベートな話題にも触れ、自分自身の心も開いていきましょう。

    方法④ランチに誘うことから始めてみる

    なんとなく職場での会話の機会も増えてきたら、思い切ってランチに誘うことから始めてみましょう。

    「今度一緒にランチ行かない?」
    「○○のお店が美味しいらしいので、一緒にランチに行きましょうよ」

    など、気軽に誘ってみるといいでしょう。

    いろいろ話す機会が増えれば、自然と相手との距離も縮み、友達のような感覚でおしゃべりすることができるようになりますよ。

    方法⑤少しずつ自分の素をさらけ出していく

    本当の友達になりたいのであれば、徐々に自分の「素」をさらけ出していくことが大切です。
    最初は表面だけの付き合いであっても、徐々にホンネで話をするようになれば、相手の警戒心も解けていくはず。

    素の自分を受け入れてくれる相手であれば、きっと友達になれるはずです。
    ただし、相手のことをあまりよくわかっていないうちから、上司の悪口など何でも話してしまいすぎると、トラブルのもとになるので気をつけましょう。

    職場で本当の友達を作るメリット

    職場で本当の友達を作ることができれば、以下のようなメリットがあります。

    ・困った時に助け合える
    ・つらい時の相談相手になってもらえる
    ・仕事の愚痴を言い合える
    ・一緒にランチに行ったり、仕事後に飲みに行ったりできる
    ・職場が楽しいものになる

    職場に親しい友達がいるというのは、とにかく心強いものです。
    愚痴を言い合ったり、悩みを相談し合ったりできるので、仕事のストレスも軽減されることでしょう。

    また、プライベートも充実します。
    社会人になると、学生時代の友達とは時間が合わず疎遠になってしまうことが多いですから、職場で友達ができれば、一緒に飲みに行ったり遊びに行ったりすることができ、プライベートも楽しく過ごすことができると思います。

    職場で本当の友達を作るデメリット

    職場で本当の友達を作るということは、メリットだけでなく下記のようなデメリットも考えられます。
    よく覚えておきましょう。

    ・友達関係に亀裂が生じた時、仕事にも悪影響を及ぼす
    ・出世など、職場での立場が変わった時に気まずい
    ・ライバル心が芽生えると面倒なことになることも

    実は職場の場合、単なる友達ではなく「良きライバル」になってしまうこともあります。

    相手の方が評価されてしまったり、逆に自分だけが出世してしまったり…となったとき、お互いの関係が崩れてしまうことも。
    嫉妬心から、裏切りや嫌がらせ行為が起きることもあります。

    何がきっかけで、このような友達関係が壊れるかは分からないですが、一度崩れた信頼関係を元に戻すのはとても大変なことです。
    そのまま同じ職場で働くのがつらいと感じてしまうこともあるかもしれません。

    職場で本当の友達を作るのに無理は禁物!

    職場というのは、そもそも仕事をする場所ですから、友達を作る社交の場ではありません。
    職場で友達がいれば、それだけ楽しいことも多いですが、1つ間違えば面倒なストレスを抱えてしまう原因になることもあります。

    その人が本当に信頼できる相手か?

    友達として気の合う相手か?
    などをしっかりと見極めたうえで、徐々に距離を縮めていくようにしましょう。

    ただし、前述したように、誰もが職場で友達を作りたいと思っているわけではありません。
    仕事に集中したい!という人は、あえて職場に友達を作らないという人もいます。
    相手の状況を見ながら、無理をせず、職場が楽しくなるよう、友達を作ってみてくださいね。


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