夏の夜は暑くて寝苦しい!
これから夏本番!
太陽の日差しがギラギラする日中だけでなく、夜間も気温が下がりにくくなる季節。
最近では夜も25℃以上の「熱帯夜」が続きますよね。
そんな熱帯夜は暑くて寝苦しいもの。
なかなか寝付けないだけでなく、夜中に何度も起きてしまう…なんてこともあるでしょう。
そこで今回は、夏の夜の寝苦しさを解消するコツについご紹介します。
この記事に書いてあること
寝苦しい夜を快適にするコツ①寝室の温度・湿度を調節する
寝苦しい熱帯夜を乗り切るには、まずは寝室の温度・湿度の設定を快適なものにしておくことが重要です。
寝る30分前くらいから、エアコンを使用し、温度は26℃前後、湿度は50%前後に設定しておきましょう。
そうすることで、適度にひんやり涼しくり、快適に眠ることができます。
ここでポイントなのは、湿度も調整すること!
温度が低くても、湿度が高いと、体感温度は暑く感じるものです。
エアコンの除湿機能などを上手く使い、湿度もコントロールしましょう。
寝苦しい夜を快適にするコツ②寝る1時間前までにお風呂に入る
夏は暑いので、ついシャワーだけで済ませてしまいますが、寝苦しい夜こそ、快適に眠れるよう、お風呂に浸かってしっかりと体を温めておくことが大切です。
39~40℃くらいの少しぬるめのお湯にゆっくり浸かり、夏の疲れをとってから、布団に入るようにしましょう。
ポイントは、寝る1時間くらい前までにお風呂に入っておくこと。
私たちの体は、体の深部の温度が下がると、眠気が起こるようになっています。
そのため、寝る1時間前くらいにお風呂に入っておくことで、体内深部が温められ、そこから徐々に下がっていくころが、眠りやすいタイミングとなるのです。
また、お風呂にゆっくり浸かることで、心も体もリラックスモードになりますよね。
夏も冬と同じように、しっかりお風呂に入って日中の疲れをとるようにしましょう。
寝苦しい夜を快適にするコツ③快眠できるひんやりグッズを活用する
熱帯夜でもぐっすり眠るためには、ひんやりグッズを活用するのもおすすめです。
たとえば、
◎敷きマットや、枕カバーなどを接触冷感素材のものに変える
◎掛布団をタオルケットなど薄手のものに変える
◎氷枕などで頭を冷やす
など。
ほかにも、お風呂上りのボディクリームを、メントール成分が入ったボディジェルに変え、肌をさっぱりクールダウンさせるというのもおすすめです。
エアコンや扇風機だけでなく、このようなひんやりグッズを活用しながら、寝苦しい夜を乗り切りましょう。
寝苦しい夜を快適にするコツ④水分補給を寝る前にする
人は、寝ている間に500ml~1Lもの汗をかくと言われています。
汗をかいて喉が渇くと、夜間に起きてしまうこともありますよね。
寝る前には、しっかりと水分補給をするようにしましょう。
ただし、お茶やコーヒーなどカフェインの入った飲み物は、逆に脳を覚醒させてしまったり、利尿作用で夜間にトイレに行きたくなったりするので逆効果。
水や麦茶など、カフェインレスの飲み物を飲んでから寝るようにしましょう。
寝苦しい夜を快適にするコツ⑤パジャマは通気性の良いものを着る
寝る時にパジャマを着て寝ることも、実は快眠のコツ。
特に夏場は、通気性の良い素材のものや、汗を吸い取り、乾きやすい素材のものを選ぶようにしましょう。
たとえば、サラッと肌にまとわりつかない「麻」や、汗をしっかり吸い取ってくれる「コットン」などがおすすめです。
加えて、締め付け感のないサイズのものを着ることも重要。
適度にリラックスできるサイズ感のものを選び、寝返りを打ちやすくすることも必要です。
最近は、夏場だとTシャツに短パンで眠る方もいると思いますが、意外とパジャマというのは、「眠る」ということに特化して考えられた衣服ですから、パジャマを着ることで快眠できることもあります。
寝苦しい夜こそ、通気性が良く、着心地の良いパジャマを着て寝てくださいね。
夏の夜のエアコンは一晩中つけっぱなしもOK?
日中は、熱中症対策のためにエアコンを使うことが多いので、なるべく電気代を節約するために、夜間はタイマーで自動オフする方もいますよね。
しかし、最近の夏の夜は、本当に暑くて寝苦しいので、タイマーが切れた時間帯に、汗をかいて起きてしまう…ということも。
そんなときは、無理をせず、エアコンを活用しましょう。
ただし、日中のように低い温度設定にしてしまうと、逆に体が冷えすぎて起きてしまうので、少し高めの28℃くらいで一晩中つけっぱなしにするのもアリです。
寝る30分前に、あらかじめ室温を下げておき、その後、就寝時には高めの温度設定に変えて、一晩中運転させておきましょう。
送風・除湿などのようなエアコンの機能を使ってもいいですね。
ほかにも、サーキュレーターや扇風機を併用し、室内の空気が循環するようにするのもおすすめです。
エアコンや扇風機を使う際は、寝ている体に直接冷気が当たらないよう、風の向きには注意してくださいね。
寝苦しい熱帯夜もこれで安心!ぐっすり眠って夏の疲れを取り除こう
夏は、厳しい暑さからいつも以上に疲れてしまいますよね。
その上、夜も寝苦しいと、疲れが溜まってしまうこともあるでしょう。
翌朝スッキリ目覚めることができない…という方は要注意!
今回ご紹介したような、快眠のコツを参考に、自分に合った方法で寝苦しい夜を撃退してくださいね。
ぐっすり眠って、翌日に疲れを持ちこさないようにしましょう。