この記事に書いてあること
人見知りとは?
そもそも人見知りというのは、本来は、小さな子供が見知らぬ人を見て怖がったり恥ずかしがったりすることを指していましたが、最近では大人でもこのような人見知りに悩む人が増えてきました。
人見知りと言っても、その程度は人それぞれですが、一般的に以下のような特徴が見られます。
【人見知りの特徴】
・相手の目を見て話すことができない
・警戒心が強い
・恥ずかしがり
・相手の反応を気にしてしまう
・傷つきやすい
・不安でネガティブ思考
など。
本当は「話しかけたい」「仲良くなりたい」と思う反面、どう接したらいいか分からなかったり、相手からどう思われるか不安で声をかけられなかったりすることが多いのが人見知りをする人の心理状態と言われています。
そのため、他人との人間関係を構築するのに少し時間がかかってしまうことも。
人見知りだからといって、それが悪いわけではありませんが、新たな環境になかなか馴染めないなど、デメリットもありますよね。
そこで今回は、人見知りに悩む方へ克服するコツをご紹介します。
人見知りの克服法①とにかく笑顔で挨拶する
人見知りを克服するには、まず笑顔で挨拶することが大切です。
「おはようございます」
「こんにちは」
など、日常生活で欠かせない挨拶も、明るく笑顔ではっきりとした口調で行うことができれば、相手にも好印象を与えますよね。
何かを話しかける…というのは、人見知りをする人にとってハードルが高いものですが、挨拶であれば比較的簡単に行うことができるでしょう。
人間関係を構築するためのはじめの一歩…と考え、笑顔で挨拶をすることを心がけてみてください。
人見知りの克服法②他人に興味を持つようにする
人見知りをする人は、その環境に馴染めるようになるまで、自分からアプローチをすることが難しいものですよね。
人によっては自分の殻に閉じこもってしまい、他人と距離をとってしまう人もいるでしょう。
確かに相手に気を遣わず、自分のペースで行動することができるため、「一人でいた方が楽」と感じることもありますが、それではなかなか環境に馴染むことができませんよね。
新たな人間関係を構築するためには、周りをよく見渡し、他人に興味を持つようにしましょう。
もしかしたら、自分と共通の趣味を持っている人がいたり、自分と同じ出身の人がいたりするかもしれません。
こうして、他人に興味を持ち、相手を知ることができれば、挨拶以上の会話も自然と弾むようになりますよ。
人見知りの克服法③自分に自信を持つ
人見知りをする人は、自分に自信がない人が多いと言います。
「私なんてどうせ覚えてもらっていないから…」
「私と話して面白くないと思われたらどうしよう…」
など、マイナスイメージの方が先行してしまいがち。
不安だから他人と距離をとったり、自信がないから積極的に他人とコミュニケーションをとろうとしなかったりすることが多いのではないでしょうか?
それではせっかくの出会いのチャンスを失ってしまいます。
自分に自信を持ち、自分を好きになることも人見知りを克服するには重要です。
新たな環境で不安を抱き、自信を失ってしまったら、自分をよく知っている家族や古くからの友人とたくさん話しましょう。
慣れている相手であれば、安心して会話ができるはずです。
そこから失ってしまった自信を取り戻してみてくださいね。
人見知りの克服法④周りからどう思われているかは気にしない
周りからどう思われているか、他人からの評価が不安で人見知りをしてしまうという人も。
「こんなことを話したら失礼かな?」
「変な人だと思われないかな?」
など、過度に周りの反応を気にしてしまいます。
しかし、自分が思っているほど、周りはあなたを気にしてはいないものです。
考えすぎるが故に、相手とスムーズにコミュニケーションがとれない…と悩んでいる人は、あまり深く考えすぎず、その場を楽しむことに専念しましょう。
あれこれ不安に思っていると、それが表情や態度に現れてしまうものです。
自分に自信を持つことにもつながりますが、周りを気にせず堂々とした姿勢でいれば、自然と相手からも話しかけられやすくなりますよ。
人見知りの克服法⑤会話のバリエーションを増やす
人見知りをする人は、他人と会話をする際に、緊張しすぎて会話を楽しめなくなってしまうことが多いようです。
会話のバリエーションがないことで、うまくリアクションをとれず、沈黙が続いてしまう…
沈黙が続くのが怖くて必死に会話のネタを探す…
など人見知りをする人の“あるある”かもしれませんね。
普段から会話に慣れている人であれば、ポンポンと次の言葉が出てくるのですが、不慣れな人は会話の流れに乗ることに必死で、会話のキャッチボールができないことがあります。
まるで一問一答のように、聞かれたことにだけ答えてしまうことはありませんか?
それでは、聞いている方もなんだか面接官になってしまったようで、会話が広がっていきませんよね。
相手に何かを尋ねられたら「そうです」「はい」「違います」だけで答えずに、プラスαの情報を加えるように心がけましょう。
もしかしたらその情報から、会話が広がっていくかもしれません。
もし、なかなかうまく話せないようであれば、親しい友人とたくさん会話の練習をしましょう。
普段から会話をする際の言葉の引き出しをいっぱい持っておくと、いざという時に使えますよ。
人見知りを克服して新生活を楽しく過ごそう
新たな環境に身をおくことは、誰にとっても不安と期待が入り混じる複雑なもの。
しかし、人見知りをする人にとっては、それが普通の人以上につらく感じますよね。
もし人見知りを克服できたのなら…
そんな風に考えたことはありませんか?
特に女性の場合は、結婚や出産という人生の節目で、大きく環境が変わることがあります。
子育てママであれば、子供の環境が変わるごとにママを取り巻く環境も変化するでしょう。
新たなママ友や学校の先生、職場の同僚や上司…。
数えきれないほど色々な出会いと別れがあるはずです。
今回ご紹介した克服法を参考に、普段から他人との接し方を少し変えてみてはいかがでしょうか?
最初はストレスを感じてしまうと思いますが、人見知りを少しでも克服できれば、世界は一変するはずです。
勇気を出して笑顔で挨拶から始めてみてくださいね。