いよいよ、鬼滅の刃の第2シーズンが始まりますね。
映画のテレビ放送も終えて、注目度はうなぎのぼりですが、お母さんにとって気になるのはアニメ鬼滅の刃の次の舞台が遊郭(ゆうかく)であることだと思います。
そこで今回は遊郭とは?遊郭のソフトな言い換えとは?という疑問について記事にしました。
この記事に書いてあること
そもそもなんで鬼滅の刃の次の舞台は遊郭編なのか?
原作で遊郭編に入る鬼滅の刃 9の説明文では、以下のようになっています。
『“音柱”宇髄天元と共に鬼の棲む遊郭へ向かった炭治郎たち。そこではくノ一である天元の妻3人が、情報収集中に連絡を絶っていた。調査のため炭治郎たちは女装して潜入するが、鬼の居場所は掴めなかった。そんな中、花魁たちに鬼の魔の手が!! 炭治郎たちは、鬼を見つけられるか!?』
つまり調査中に音信不通になった仲間の安全の確認と調査の為に遊郭に潜入するというのがあらすじのようです。
遊郭とは?
では、遊郭(読み方:ゆうかく)とはどのような意味なのでしょうか?
辞書的な意味は、『女郎屋が集まっている地域。いろざと。くるわ』(Oxford Languagesの定義)となっています。
つまり、公許の遊女屋を集め、周囲を塀や堀などで囲った区画のことで、政府が管理・運営する、主に性風俗(遊女)を扱う場所となっています。
イメージとは異なり、公的な施設の一面をもっていたようですね。
一時は全国に500箇所以上の遊郭が存在していたことから、当時の娯楽の中で大きな存在だったこともうかがえます。
子供に伝えるのにどうしたらいいのか?
今後、「ゆうかく」という言葉を見聞きする子供たちが世の親たちを悩ませる日は遠くはなさそうですが、どのように伝えればいいのでしょうか?
女性が移動の制限を受けながら男性相手に働く場所、イメージとしては町1つがキャバクラのような男性相手に女性が商売をしているイメージでしょうか?
でも、キャバクラ自体の説明が難しいですよね。
ただし、鬼滅の刃という作品を前提に考えるのであればそこまで心配は不要かもしれません。
すでに原作では遊郭とは何か?というテーマに対して、答えが出ているのです。
原作では、遊郭について次にのように触れられています。
遊郭・花街は その名の通り一つの区画で街を形成している
ここに暮らす遊女たちは貧しさや借金などで売られてきた者が殆どで
たくさんの苦労を背負っているが
その代わり衣食住は確保され
遊女として出世できれば裕福な家に身請けされることもあった
吾峠呼世晴『鬼滅の刃』第9巻(集英社)
原作では、過不足ない説明がすでに用意されており、おそらくアニメ化の際にも細心の注意が払われて説明が行われることが予想されます。
なんて答えるかよりもあなたはどんな親として見られたいか?が大事かも
遊郭とは何か?
この疑問に対する回答は、親と子供の関係をどのようにとらえるかで変わってくるかと思います。
「なんだろうね」とわからないふりをしても、アニメを見れば自然と不必要な描写もなく、理解できることが予想できます。
「歴史的にはね・・・」と時代背景などをもとに説明することで、子供の知的な好奇心を満たしながら、一緒に学ぶこともいい回答だと思います。
鬼滅の刃はこれまで、原作を大切にアニメ化されている為、原作での優れた遊郭についての説明が準拠される可能性が高いです。
それを知ったうえで、子供に「ゆーかくって何?」と聞かれたら、どう答えるかを事前に考えることが何より大事なのかもしれません。
参考になればうれしいです。
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