マスク日焼けを予防する正しい日焼け止めの塗り方

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    油断大敵!初夏のマスク日焼け

    ゴールデンウィークが明けると、徐々に気温も暖かい日が増え、日差しもどんどん強くなりますよね。
    そんな初夏の外出で注意したいのが「マスク日焼け」。

    マスクを着用して外出したり、子どもと長時間公園で遊んだりしたあとに、自宅に帰ってマスクを外したら、マスクの跡が付いていた…!なんてことも。

    真夏はしっかり日焼け止めを塗って対策をする人も多いですが、意外と5~6月くらいだと、日焼け止めを塗り忘れて外出してしまうこともあるかもしれませんね。

    しかし、紫外線というのは一年中降り注いでおり、3~4月くらいからグングンと紫外線量は上がっているのです。
    太陽ギラギラの真夏でなくても、油断大敵ということです。

    そこで今回は、マスク日焼けを予防する正しい日焼け止めの塗り方をご紹介します。

    マスクをしても日焼け止めは必須!

    マスクをしていると、顔の半分を覆うことになるので、紫外線の影響を受けにくいと考えている方もいるかもしれませんね。

    しかし、一般的に使用されている不織布マスクは、紫外線を透過してしまうものがあるため、マスクをしているからと言って、ノーメイクで外出したり、日焼け止めを塗らなかったりすると、うっかり日焼けをしてしまう原因になってしまうんです。

    マスクをしていても、普段からしっかり日焼け止めを塗り、紫外線から肌を守りましょう。

    正しい日焼け止めの塗り方

    マスク日焼けをしないためには、しっかりとマスクの下の顔~首に日焼け止めを塗ることが大切です。
    ここでは、顔~首に日焼け止めを塗る際の正しい塗り方についてご紹介します。

    ①日焼け止めを塗る前に、たっぷり保湿する
    ②頬、鼻、顎、おでこに、適量の日焼け止めをポンポンと置く
    ③指全体を使い、頬から日焼け止めを伸ばし、塗り広げていく
    ④おでこは、中心から髪の生え際に向かって塗り広げる
    ⑤鼻は、上から下へ。顎はフェイスラインに沿うようにして塗り広げる
    ⑥目の周辺は、目頭から目じりに向かって塗り広げる
    ⑦首は、適量の日焼け止めを手に取り、顎を上げて首の皮膚のシワを伸ばすイメージで上から下へ塗り広げる
    ⑧首の後ろは、顔を下に向けた状態で日焼け止めを塗り広げる
    ⑨最後にマスクで覆う目の下から顎の部分を再度、重ね塗りをする
    ⑩日焼け止めを塗った箇所をハンドプレスで肌に密着させる

    ポイントは、日焼け止めをムラなく塗り広げるということ。
    ムラがあると紫外線の影響を受けやすくなり、肌トラブルの原因になってしまいます。

    「マスクで隠れているから…」と、適当に塗ってしまわないよう注意してくださいね。

    マスク日焼けを予防する5つの対策

    マスク日焼けを予防するには、日焼け止めをムラなく顔全体に塗ることも必須ですが、それだけでは年々強くなる紫外線に勝てませんよね。

    他にも以下のことに気をつけてマスク日焼けを予防しましょう。

    対策①水に強い「ウォータープルーフ」の日焼け止めを使う

    マスクをしていると、マスクで覆われている部分は蒸れてしまいますよね。
    特に気温や湿度が高くなるこれからの季節は、余計に汗をかきやすくなります。

    汗などで、せっかく塗った日焼け止めが落ちてしまわないように、水に強いウォータープルーフタイプの日焼け止めを使うといいでしょう。
    落ちにくく、日焼け止めの効果が持続しやすくなりますよ。

    対策②ファンデーションもUV対策のものを使う

    マスク生活になり、メイクをあまりしなくなってしまったという人も多いですが、紫外線対策には、日焼け止めだけでなくメイクも必須!
    日焼け止めを塗った上に、UVカットのファンデーションをつけることで、より効果が高くなりますよ。

    マスクにファンデーションが付いてしまわないよう、肌に塗ったあとは、余分なファンデーションをしっかりティッシュオフしてくださいね。

    対策③汗をかいたらこまめに日焼け止めを塗り直す

    これからの時期は、気温が高いだけでなく、湿度も高くなりますよね。
    湿度が高いと、それだけで体感温度は高くなるもの。
    動かなくても自然とじんわり汗をかいてしまうこともあるでしょう。

    汗をかいたら、日焼け止めはこまめに塗り直すことが大切。
    最近では、スプレータイプの日焼け止めもあるので、メイクの上からシュッとスプレーすることも可能です。
    これならメイクをした後でも、簡単に日焼け止めを塗り直すことができるのでいいですよね。

    対策④長時間の外出はPAとSPF値が高い日焼け止めを使う

    よく日焼け止めに記載されている「SPF」や「PA」という表記。

    SPFは、UV-Bと言って、肌に炎症を起こす紫外線に対する効果を示す数値に使用されます。
    日焼け後にヒリヒリと赤くなってしまう…というのは、このUV-Bによるものなんですね。
    SPF数値が大きければ大きいほど、その防止効果は高まります。

    一方、PAというのは、UV-Aと言って、肌を黒くする紫外線に対する効果を示すものです。
    「+」という表記で示し、多いほど防止効果が高まります。

    一般的には、SPF30、PA+++くらいの日焼け止めで充分効果があると言われていますが、長時間日差しの下で運動をしたり、作業をしたりする場合は、SPF50、PA++++の日焼け止めを使用した方が安心でしょう。

    例えば、ラ ロッシュ ポゼのUVイデアはSPF50+・PA++++の防御力を誇ります。

    利用シーンによって使い分けるのがおすすめですよ。

    対策⑤帽子や日傘も活用する

    日焼け止めを使用することはもちろんですが、それだけでなく、ツバのついた帽子や日傘を使うことも有効な対策です。

    顔に直接日差しが当たらないよう、帽子や日傘を活用したり、なるべく日陰を選んで歩いたりするなど、工夫をするといいかもしれませんね。

    マスク日焼けを予防して夏も美肌をキープ!
    マスク生活が当たり前になったからこそ気をつけたい、うっかりマスク日焼け。
    最近では、UVカット効果のある布マスクなどもあるようですが、やはりベースメイクに日焼け止めクリームを塗ったり、メイクをしたりすることが大切ですね。

    今回、ご紹介した日焼け止めの正しい塗り方を参考に、マスクでもしっかり対策をして、紫外線からお肌を守りましょう。


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