東京都南阿佐ヶ谷にあるとんかつの名店『成蔵（なりくら）』に行ってきた感想レビューを紹介します。

成蔵は完全予約制のお店ですが、そもそも予約を取ることが非常に困難！しかし、今回は年明けということもあってか幸運にも予約を取ることができました。

価格もかなりセレブな設定になっていますが、食べればそんなの関係ありません。この値段を出すだけの価値がそこにはあります。

南阿佐ヶ谷『成蔵（なりくら）』に行ってみた

成蔵は、南阿佐ヶ谷駅から徒歩約5分程度の距離にあるのですが、外観が普通の家みたいなので初めて行くと「あっ、これか」ってなると思います。看板は出ているので全くわからないということはないでしょう。

成蔵のシステム

成蔵は予約した時間からお店の外に並びます。入店まで約30分程度とのことでしたが、実際は15分～20分くらいだったと思います。

外で待っている間に食べるメニューを店員さんに注文します。

成蔵のメニュー

こちらが成蔵のメニュー。

当日の品状況が書いてあるホワイトボードも別途であります。

この日は岩中豚が無かったので、雪室熟成豚をチョイス。なかなか来ることができないので値段は気にせず「シャ豚ブリアンかつ3個（180g）定食」を注文することにしました。今回は2名での訪問だったので、もうひとりはTOKYO-Xの「シャ豚ブリアンかつ3個（180g）定食」を注文してそれぞれ食べ比べてみることにしました。

入店

入店するとシンプルで清潔感のある店内。テーブル席が4つとカウンターが5～6席くらいある程度です。

テーブルには調味料やソースが並べられています。

雪室熟成豚 シャ豚ブリアンかつ3個（180g）定食

そして、まもなく注文した定食が到着！！

肉をまとう衣は一般的なとんかつと比べるとかなり薄いことがわかりますよね。写真だと伝わりにくいかもしれませんが、かつ1つの大きさが結構ダイナミックです。

かつの表面はこの通りほんのりピンクがかっています。分厚くてもう見るだけで美味しいことがわかるやつです。

いざ実食。

なんということでしょう。

一口食べた瞬間にこれまでのとんかつの概念が覆されました。肉は弾力がありつつも柔らかく、とにかく肉の味が濃厚。最初は塩もソースも付けずに肉本来の味を楽しみましたが、最後まで調味料いらないんじゃないかっていうくらい美味い！！

もちろんその後は塩、ソースを付けて楽しみましたが、それぞれで違った良さがあります。私のおすすめは断然塩です。

また、キャベツにはゴマ油がおすすめということで、ドレッシングではなくゴマ油で食べてみることにしました。これが新発見。キャベツとゴマ油がこんなに合うとは。

TOKYO-X シャ豚ブリアンかつ3個（180g）定食

こちらがもう一方が注文したTOKYO-Xのシャ豚ブリアンかつ3個（180g）定食。

見た目は一緒ですが、食べてみると全然違いました。

なんと言っても柔らかさ。雪室熟成豚は弾力があるのに対して、TOKYO-Xはスッと歯が入り簡単に噛むことができます。肉の味は雪室熟成豚の方が濃い気がしますが、こちらもジューシーで最高に美味しい。

まとめ

あっという間に完食してしまったことは言うまでもありません。しかし、食べごたえは十分で非常に満足でした。

とんかつだけでなく、お米や豚汁も美味しくて最高の定食を楽しむことができました。

予約が困難かつ値段もそれなりにするので頻繁に来ることはできませんが、みなさんも人生に一度は是非食べてみて欲しいとんかつです。

成蔵（なりくら）の予約方法

成蔵はOMAKASE（https://omakase.in/r/qw473765）という予約サイトから予約を取ることができます。

しかし、いつでも予約が取れるわけではありません。基本的には予約が埋まっているので、予約開始した瞬間に運が良ければ予約することができます。

細かなルールは予約ページに書いてるのでチェックしてみてください。

成蔵（なりくら）