「汗」「皮脂」「毛穴」といった夏特有の肌トラブル・・・。
ただでさえ肌にとっては過酷な季節となりますが、メークを落とさず寝てしまうとますます肌に悪影響を及ぼしてしまいます。
この記事に書いてあること
メークを落とさずに寝たことのある女子が7割!
株式会社ディセンシアが、30~40代の働く女性100名に対して、日々のメーク落としについての意識調査を行ったところ、なんと81%の女性が「夜のメーク落としを面倒くさい」と感じていました。その中で約7割の女性が実際に「1年に1回以上メークを落とさないで寝てしまう事がある」と答え、その頻度は3カ月に1回以上ある女性が約半数を占めました。
「1日メークを落とさずに寝てしまうと、30日洗顔していない肌に匹敵する!」などともよく言われていますが、実際に、肌の老化やシミ・くすみの原因になるだけではなく、敏感肌をより悪化させてしまう原因にもなるのです。
メークを落とさないで寝ると敏感肌を悪化させてしまう原因
酸化したメークから「活性酸素」が発生。肌老化の原因に。
紫外線や空気のふれたメークは酸化し、活性酸素が発生するので肌老化の原因になります。
活性酸素はシミやくすみだけではなく、真皮層にもダメージを与えるためシワや、たるみの原因にもなります。
1日分の皮脂や汗がそのままに・・。「菌」の温床となりニキビや吹き出物の原因に。
体から出る1日分の汗や皮脂がそのまま肌表面に留まるので「菌」の温床となり、毛穴つまりの原因やニキビなど吹き出物の原因に。
皮膚呼吸を妨げ、肌のターンオーバーを制御し「敏感肌」悪化の原因に。
肌の生まれ変わり(ターンオーバー)によって、肌細胞が成長し綺麗な肌が育ちますが、メークを落とさないと皮膚呼吸ができず、ターンオーバーが邪魔されてしまうため、角層が育たなくなります。すると肌のバリア機能が悪化し、敏感肌が悪化してしまうのです。
「あぁ・・・やってしまった!」そんな時にはすぐに手を打とう!
①入浴しながらホットタオル
ぬるめのお湯にじっくりとつかり、毛穴を開いて汚れを落としやすく。
一日分の汗や皮脂と混じったメークは黒ずみの原因に。そんな時は浴槽につかり、体を温め毛穴を開かせる工夫を。入浴中に温めたタオルを顔にのせるとさらに効果アップ。汚れも落としやすくダメージもリカバーできます。
②クレンジングはTゾーンから入念に
メーク落としはTゾーンから。脂のでやすい部分は特に念入りにクレンジングを。
クレンジングをのせる際には、汚れがつまりやすいTゾーンから。ニキビができやすい額、小鼻、フェイスラインなどは特に念入りにメーク落としをなじませ、指の腹をつかって丁寧にメークとなじませましょう。
③いつもの1.5倍のローションで保湿
乾燥対策が肝!洗顔後はすぐに多めのローションで丁寧に保湿。
メークをしたままだと皮膚呼吸ができず、肌がとても乾燥します。素肌につける化粧水もいつもの1.5倍ほどの量で丁寧に重ねづけを。肌が手に吸いついてモチモチとしてくるまで保湿をしましょう。
メークを落とさずに寝てしまったら、寝具も洗濯しよう!
メーク汚れが布団カバーや枕にもついている可能性大!
メークをしたまま寝てしまうと知らない間に寝具が汚れている可能性が。
そのままにしておくとせっかくメークを落として寝た日でも、肌を汚してしまうだけでなく、雑菌やダニの繁殖の原因にもなります。特に湿度が高くなる季節には気をつけましょう。