【最近、いつ大笑いしましたか?】親子で笑おう!家族みんなが元気になる笑いヨガを実践しよう!

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    最近、いつ大笑いしましたか?
    「家事や仕事で余裕がない」「子育てでイライラしがち」など、「最近笑えていないな」と感じてはいませんか?

    子どもは1日に400回笑うのに対して、大人が笑う回数は1日に15回程だといいます。
    大人になるにつれて笑う回数が減ったと感じる人は、多いようですね。

    笑う回数は多ければ多いほど、心身に良い影響を与えますよ。
    大人はもちろん、成長期の子どもには笑いが欠かせません。

    家族みんなで笑って元気に過ごしたいですよね。

    そこで今回は、笑うことの効果と家族みんなで笑える「笑いヨガ」を紹介します。

    最近笑えていないと感じる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

    笑うことの効果5つ

    笑うことは、心身ともにプラスの効果があります。

    よく笑う人は、明るくポジティブな人が多いですよね。
    また、笑うと身体がポカポカしてきたり、気持ちが和らいだりしてきます。

    子どもの笑いは、脳の成長にも効果があると言われていますよ。

    笑うことの効果4つ
    1.記憶力アップ
    2.免疫力アップ
    3.筋力アップ
    4.幸せ度アップ

    1つずつみていきましょう。

    ①記憶力アップ

    笑うことで、脳の「海馬」が活性化されて新しい情報を覚えやすくなります。
    海馬とは、脳の記憶を司る器官です。

    笑うと、顔のさまざまな筋肉が動きます。
    脳の血流が増加して記憶力アップの効果が期待できますよ。

    また、子どもの脳の成長に重要な「脳のシナプス(神経細胞のつなぎ目)」を増やす効果も期待できます。
    シナプスが増えるピークは2歳前後、脳の9割完成する6歳がタイムリミットです。

    シナプスは多ければ多いほど、脳に良い刺激を与えてくれます。
    6歳までにどれだけ増やせるかが勝負ですよ。
    笑うこと以外にも、運動やお喋り、睡眠でシナプスを増やすことができます。

    よく笑う赤ちゃんは、喋り出すのが早いとも言われていますよね。

    ②免疫力アップ

    笑うことで、免疫力や自然治癒力のアップが期待できます。
    「NK(ナチュラルキラー)細胞」が笑いで活性化されるからです。

    NK(ナチュラルキラー)細胞は、体内に入ってきたウイルスや細菌を排除する働きがあります。

    本来持っている能力は笑いによって発揮されやすくなり、免疫力や自然治癒力が高まりやすいです。
    笑うことは誰にでもできる健康法ですね。

    ③筋力アップ

    笑うとさまざまな筋肉が動くため、筋力アップにつながります。

    大笑いしたときにお腹や頬が痛くなったことがある人は多いでしょう。
    さまざまな筋肉が動くので、多少ですが筋力アップにもなりますよ。

    筋肉が動くと身体が温まり、血行も良くなります。
    笑いで心も身体もポカポカになりましょう。

    ④幸せ度アップ

    笑うことで、幸せホルモンといわれている「セロトニン」の分泌が増加します。
    自律神経のバランスを整える効果があるので、ストレス緩和も期待できますよ。

    大笑いできなくても大丈夫。
    口角を上に上げるだけで脳は笑っていると勘違いします。

    なかなか笑えない人は、口角を上げることから試してみましょう。
    セロトニンの分泌量が増えて、自然と笑顔が作れるようになりますよ。

    笑いヨガとは

    笑いヨガとは、インドの医師によって考案された「笑い」と「深呼吸」を組み合わせた呼吸法です。

    普段は、面白いことがないとなかなか笑えませんが、笑いヨガは呼吸法なので、どんな気分でも笑えますよ。

    笑いの健康効果には、10〜15分程度笑うことが重要です。
    しかし、日常生活で15分も継続して笑うことはほとんどないですよね。
    そのため、笑いヨガで「自ら笑う」ことが必要です。

    体操として笑う「笑いヨガ」は、おもしろくて自然と笑ったときと同じように効果が得られます。
    グループや家族でおこなうことで、笑顔が伝染して自然と笑えるようになるでしょう。

    笑いヨガを実践しよう!

    笑いヨガを実践して家族みんなで笑いましょう。

    笑いヨガで大切なことは「手拍子」「呼吸」「子どもの遊び心」です。

    笑いヨガの準備体操

    1.手拍子
    手のひらをしっかり開いて手拍子をしましょう。
    笑いに合わせて手を叩きます。

    「ホッ、ホッ、ハハハッ」とリズムよく笑いましょう。

    笑いに合わせて手拍子することで手のひらがジンジンしませんか。
    指先の血流促進や、手のひらのツボの刺激にも効果的です。

    3分ほど続けましょう。

    1.呼吸
    呼吸は、吸う息でお腹を膨らませて、吐く息でお腹をへこませる「腹式呼吸」です。
    特に吐く息を吐き切ることを意識しましょう。

    まずは両手をお腹に当てて、「ホッ、ホッ、ハハハッ」と笑ってみます。
    お腹が動いているのを感じてみてくださいね。

    次に身体を動かしながら呼吸をしましょう。
    1.吐きながら身体を倒して前屈

    2.吸いながら身体を起こす
    両手を上げて、少し反りながら伸びをしましょう

    3.次は笑いながら吐きます
    吐くときに、笑いながら身体を倒して前屈

    4.吸いながら身体を起こして上に伸びましょう

    繰り返します

    1.子どもの遊び心
    手拍子「ホッ、ホッ、ハハハッ」の笑いの終わりに、両手を上げて「イエーイ!ヤッター!」と言いましょう。
    このかけ声で、子どもの遊び心を呼び覚まし、楽しくなりますよ。

    笑いヨガ:ナマステラフター
    インドの挨拶「ナマステ」を笑いながらおこないます。
    両手を胸の前で合わせて、周りの人たちとアイコンタクトを取りながら笑い合いましょう。
    朝起きたときに家族でやると良いですね。

    笑いヨガ:ミルクシェーキラフター
    両手にコップを持っているイメージをしてください。
    左手には牛乳を入れて、右手には果物を入れています。
    右手から左手、左手から右手に混ぜて、飲み干しながら笑いましょう。

    1.右から左、左から右に「エー」と言いながら混ぜる動きを数回おこなう
    2.「アハハハハッ!」と笑いながらミルクシェーキを飲む動きを数回おこなう
    大きな口を開けて、身体を少し反らすとなお良いですね。
    1.「ホッ、ホッ、ハハハッ」の笑いに合わせて手拍子
    2.「イエーイ!ヤッター!」と言って両手を上げましょう

    笑いヨガ:1人でできる目覚めのラフター
    1.朝目覚めたら、両手を伸ばしてたっぷり吸いましょう
    2.吐きながら笑う
    3.寝たまま両手両足を上げてぶらぶら揺らす
    このときも笑いながら揺らしましょう。

    起床したときに目覚めのラフターをすると、目覚めが良くなるのに加えて血行も良くなりますよ。

    家族みんなで笑って元気に過ごそう!
    「笑う門には福来たる」ということわざがあるように、笑いにはさまざまな効果があることを紹介しました。

    イライラしそうなときや上手くいかないときほど笑いましょう。

    例えば、渋滞にはまってイライラするときは車の中で声を出して笑ったり、声を出せないときは口角を上げたり、それだけで気分は変わります。

    笑いは伝染するので、親が笑っていると子どもも自然とよく笑うようになりますよ。
    笑う回数を増やすためにも、ぜひ家族で笑いヨガを実践してみてくださいね。


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