プラセンタの摂取方法の一つにプラセンタ注射があります。
これは一番有名な摂取方法かもしれませんね。
しかし、プラセンタ注射には抵抗がある方も少なくないかと思います。
ここではプラセンタ注射が安全なのかどうか、今後の参考にして頂ければと思います。
この記事に書いてあること
プラセンタ注射の疑問・注意点
厚生労働省にも認められている
まず、プラセンタ注射は厚生労働省に認められている医薬品です。
現在では「ラエンネック」と「メルスモン」の2種類が認可されています。
何の胎盤?
化粧品や美容液、サプリなどの多くは馬や豚の胎盤を使用していますが、医療機関で使用される注射はヒトの胎盤も使用できます。
ヒトプラセンタの使用は医療機関にのみ認可されているのです。
効果はどのくらいで現れるの?
プラセンタ注射を1回行った際の効果の持続時間は2~3日となります。
症状や個人の健康状態にもよりますが、2~3回の注射で効果が実感できる方もいます。
症状が改善され始める2~3ヶ月後は、1週間に1回の割合で注射するのが良いと言われています。
副作用はあるの?
筋肉注射や皮下注射では重大な副作用が起こることはほとんどありませんが
まれに「悪寒、発熱、発疹、発赤、アレルギー症状」などの反応が起こることがあります。
副作用とういよりは、拒絶反応に近いと言われています。
そのような反応が起こった場合は、一旦注射を中止し、医師に相談してください。
注意すべき点
その①
プラセンタ注射薬は静脈注射への投与が投与法で認可されていません。
理由としては、臨床実験の結果「ショック状態、呼吸困難、けいれん、ホルモン異常、血圧低下」などの症状が現れたからです。
また、静脈に注射した場合、すぐに体外へ排出されてしまう為効果が期待できません。
よって静脈注射は避けた方が安全かと思われます。
その②
カクテル注射もおすすめはできません。
静脈注射と同様に未認可の投与法であり、他の薬剤との相互作用が思わぬ副作用を引き起こす可能性があります。
カクテル注射を受ける場合は医師とよく相談しましょう。
その③
プラセンタ注射を受けた方は「献血」ができなくなります。
その理由は「理論的なリスクを否定できない」という観点がある為です。
ただし、ドリンクやサプリなどは対象外です。あくまで「注射薬」のみです。
プラセンタの価格
プラセンタ注射の価格はクリニックによってさまざまです。
1本いくら、と表記されているクリニックと1アンプルいくら、と表記されているクリニックがありますので
1本が何アンプルなのか確認する必要があります。
プラセンタ注射の相場は1,000円~1,500円/アンプルです。
まとめ買いで安くなる場合もあります。
以上より、プラセンタ注射は即効性があり、ヒトの胎盤である以上リスクは少ないように思われます。
しかし、処方には同意書が必要なため、完全に安全とは言い切れないのも事実です。
継続することにより同様の効果が得られるサプリやドリンクも少なくありませんので、クリニックへ通う手間や費用なども考慮して何が自分に合っているかよく考えてみてくださいね。