この記事に書いてあること
馬プラセンタと豚プラセンタの違い
プラセンタを摂取する前に、この2種類のプラセンタにはどのような違いがあるのかチェックしておこう!
プラセンタ効果の違い
馬
馬は血統から飼育環境まで牧場で徹底した管理体制の中で育てられているため、良質で活性度が高いプラセンタエキスを抽出することができます。
また、馬プラセンタは豚に比べてアミノ酸量が数百倍あり、豚にはない必須アミノ酸も6種類ほど確認できているため、豚プラセンタに比べて非常に高い効果を期待できます。
豚
豚は年に2度、1回の出産で10頭前後の子豚を産むことができるので、プラセンタエキスを大量に抽出することができ大量に生産できるため、安い価格で購入できます。
しかし、栄養面で上記の通り馬プラセンタよりも効果は落ちてしまいます。
希少性の高さ
馬
馬は年に1度、1頭の子馬を出産します。
1回の出産で取れる胎盤は約3キロ。しかし、全ての胎盤を取ることはできないため、一部の胎盤からしかプラセンタエキスを抽出することはできません。
また、1年に生まれるサラブレッドの数は約数千頭と絶対数も限られているため(※2014年度で約4800頭)、より希少性が高くなります。
豚
馬のように頭数に限りもなく、プラセンタエキス抽出量も多いため希少性は高くありません。
日本国内で圧倒的に豚プラセンタが多いのはそのためですね。
リスクについて
馬
馬は病気にかかりずらいうえ、体温が高いため寄生虫の心配もなく安全性が高いです。
管理が徹底しているので、血統も明確です。
豚
一方、豚は病気にかかりやすく、ワクチンや薬剤を投与される機会が多いので馬と比べると断然安全性は落ちます。
豚プラセンタを摂取する場合は、管理体制の行き届いたSPF豚のプラセンタを摂取するのがオススメです。
プラセンタは馬、豚だけじゃない!
プラセンタは馬、豚の他にも羊やヒト、さらに植物性、海洋性のプラセンタも存在します。
※ヒトプラセンタは医療用のみ。
羊プラセンタ
日本ではあまりメジャーではないのですが、北米やヨーロッパではメジャーなプラセンタです。
羊は人の胎盤に近いアミノ酸組織を持っています。
アレルギー症状など応が起こりにくく、体内への浸透力も高いです。
羊が病気にもかかりにくいので、ワクチンや薬剤投与もほとんどありません。
サプリとして使用されることが主です。
植物性、海洋性のプラセンタ
それぞれ胎盤がないのであくまでプラセンタに近い成分を抽出したものとなります。
動物性のプラセンタに比べて効果は低くなります。
美容液で使用されることが主です。
プラセンタの種類と特徴まとめ
効果 | リスク | 価格 | 希少性 | |
---|---|---|---|---|
馬 | 高い | 少なめ | 高い | 高い |
豚 | 低め | 高め | 安い | 低い |
羊 | 高め | 少なめ | 普通 | 高い |
植 | 低め | – | 普通 | 低い |