この記事に書いてあること
ダイエット中は飲み物選びも大事!
ダイエット中は、運動や食事制限だけでなく、水分補給も重要。
水分がしっかりと摂取していないと、体内の老廃物を排出することができないため、効率的に瘦せやすい体を作ることができないのです。
代謝を良くするためには、1日2リットル以上の水分補給が必要だと言われています。
とはいえ、水分を補給する際は、何を飲んでもいいというわけではありませんよね。
飲み物選びの際も、糖分を多く含むジュースなどは、ダイエットの妨げになるので控えたいもの。
そこで今回は、ダイエット中でも安心して飲めるおすすめの飲み物をいくつかご紹介します。
これから暑い夏を迎える時期。
ローカロリーで体に優しい飲み物を飲んで、水分をしっかり摂取しましょう。
おすすめの飲み物①ルイボスティー
赤茶色をしているノンカフェインドリンクの代表「ルイボスティー」。
ルイボスティーは、マメ科の「ルイボス」という低木から採れる葉っぱからつくられるお茶のことで、マテ茶などに比べると、クセがなく飲みやすい味です。
美容・健康に良いことから、ここ数年で女性を中心に人気の高いお茶です。
【ルイボスティーのダイエット効果】
ルイボスティーには、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれていることで知られていますが、なかでもダイエットのサポートをしてくれるのが「カリウム」です。
カリウムには、むくみを改善してくれる効果があるため、余分な水分を排出させ、女性の大敵である「むくみ」を改善してくれます。
また、ルイボスティーには、脂質の吸収を抑える働きがあると言われています。
ダイエット中でも我慢できず甘いものを食べてしまうという人は、一緒にルイボスティーを飲むといいかもしれません。
おすすめの飲み物②炭酸水
シュワっとして爽快感が得られる炭酸水は、夏の暑い時期に飲みたくなるもの。
コーラやソーダのように糖分の含まれている炭酸ドリンクは、ダイエットには不向きですが、糖分の含まれていない炭酸水ならダイエットをサポートとしてくれる効果があります。
【炭酸水のダイエット効果】
炭酸水を飲むと、胃の中で炭酸ガスが膨れ、満腹中枢が刺激されるので、空腹感を和らげることができます。
そのため、お腹が空いたな…と感じた時に勢いよく食べてしまう「ドカ食い」を防ぐことができるのです。
これにより、うっかり食べ過ぎてしまった…ということが予防でき、結果としてダイエットのサポートにつなげることができます。
おすすめは、食前に飲むこと!または、小腹が空いたな…というときにも有効です。
間食が多くてなかなかダイエットが成功しないという方におすすめですよ。
おすすめの飲み物③黒豆茶
黒豆を煮出してつくる黒豆茶。
ほんのり甘く、香ばしい味で、非常に飲みやすいお茶ですよね。
黒豆茶も、ダイエットや美容に効果を発揮してくれる成分がたくさん入っています。
【黒豆茶のダイエット効果】
黒豆茶に含まれている「大豆サポニン」という成分には、脂肪燃焼をサポートしてくれるホルモン分泌を促す効果があります。
またサポニンには、便を柔らかくして体外に排出しやすくする効果もあるため、便秘がちな人におすすめなんです。
他にも、黒豆茶に含まれるポリフェノールには、血流改善効果もあるため、冷え症・むくみにも効果を発揮してくれます。
つまり、黒豆茶は女性の様々な体の悩みに応えてくれる素晴らしいお茶ということ。
ルイボスティー同様、カフェインも含まれていないので、子供から大人まで安心して飲むことができますよ。
おすすめの飲み物④酵素ドリンク
数年前から有名モデルや女優がこぞってSNSなどで紹介していた「酵素ドリンク」。
酵素ドリンクとは、果物や野菜に含まれている酵素が豊富に含まれた飲み物のこと。
酵素というのは、消化を助けてくれる働きがあるため、主に食前に飲むことで大きく効果を発揮してくれると言われています。
【酵素ドリンクのダイエット効果】
食前に酵素ドリンクを飲むと、食べた物の消化が良くなり、腸内環境も改善されます。悪玉菌が充満した腸内よりも、善玉菌が多い腸内の方が、便秘も改善されやすくなるため、ダイエットや肌荒れ改善に効果を発揮してくれます。
また、新陳代謝も良くなるため、瘦せやすい体をつくることができるんです。
朝飲むのであれば、食前30~40分前に飲み、朝食を食べましょう。
夜飲むのであれば、夕食を酵素ドリンクに置き換えるのがおすすめだと言われています。
いわゆるプチ断食のようなものですね。
炭酸水で酵素ドリンクを割ると、満腹感が得られるので、早く結果を出したい人におすすめです。
おすすめの飲み物⑤ホットスムージー
冷え症を改善し、血流を良くすることができる「ホットスムージー」もダイエットのサポートにおすすめのドリンク。
一般的なスムージーは、野菜や果物をミキサーに入れて冷たくして飲みますが、ホットスムージーは、お湯で攪拌するのでホットドリンクになります。
冷たいよりも加熱したほうが体に栄養素が吸収されやすくなるものもあるため、温めて飲む方が効率的ということで生まれたのがホットスムージーです。
【ホットスムージーのダイエット効果】
ホットスムージーに使われる様々な食材の中には、温めた方が効果的な栄養素を含んだものがあります。
たとえば、トマトに含まれる「リコピン」やニンジンに含まれる「βカロテン」です。
これらは美肌効果が高い栄養素と知られており、アンチエイジングに効果的。
また、ヨーグルトも加熱することで、胃腸の働きを活発にしてくれ、カルシウムの吸収率を高めてくれます。
もともと、冷たい飲み物よりも温かい飲み物の方が、体を芯から暖めてくれるため、基礎代謝が上がり、冷え症改善はもちろん、美肌、免疫力の向上、ダイエットに役立つと言われています。
夏場はどうしても冷たい飲み物ばかりを摂取してしまうので、たまにはこのようなホットスムージーを飲むのもいいかもしれませんね。
おすすめの飲み物⑥豆乳
豆乳とは、大豆からできた飲み物です。
成分無調整豆乳は、そのまま何も加えていない豆乳のこと。
大豆特有の風味があり、やや青臭い味がするのが特徴です。
一方調整豆乳は、飲みやすくするために無調整豆乳に砂糖などを加えたもの。
よりまろやかな味わいで、やや甘みがあるため、大豆の青臭さが苦手な人も飲みやすいと思います。
当然ながら、無調整豆乳に比べて調整豆乳の方がカロリーは高いですが、どちらも牛乳に比べるとカロリーが低いため、味の好みで調整豆乳しか飲めない人でも飲み過ぎに注意すれば、ダイエット中でも安心して飲める飲み物です。
【豆乳のダイエット効果】
豆乳の原料である大豆に含まれる「サポニン」には、脂肪燃焼をサポートする効果があります。加えて、豆乳には「たんぱく質」が豊富なので、基礎代謝をアップさせる働きもあるんです。
たんぱく質というと、お肉や魚などに含まれる動物性たんぱく質をイメージする人も多いですが、それに比べると豆乳に含まれるたんぱく質は、植物性なので低カロリーなので、ダイエット中でも安心して飲むことができます。
ほかにも、豆乳にはポリフェノールが含まれているので、黒豆茶同様、冷えやむくみ改善にも役立ちます。
普段の牛乳に代えて豆乳を飲んだり、甘さを活かしてお菓子作りをしたりしてもいいかもしれませんね。
「ダイエット中でも甘いものを食べたい」という欲求を、豆乳の摂取で満たしてみましょう。
水分補給をしっかりしてダイエットを無理なく続けよう
ダイエット中は、あれこれと我慢しなければならず、ストレスが溜まってしまうもの。
飲み物を選ぶ際も、カロリーを気にしながら…となると、いつも水やお茶ばかりになってしまって、飽きてしまいますよね。
今回ご紹介した飲み物は、ダイエット中でも安心して飲めるだけでなく、ダイエットそのものをサポートしてくれる効果があるものばかりです。
毎日の水分補給をしっかりするためにも、それぞれの飲み物の効果を知り、美味しく楽しくダイエットを続けられたらいいですね。
汗をかきやすい夏の時期は、特にこまめな水分摂取をして健康的なダイエットを行いましょう。