この記事に書いてあること
梅雨時期に起こる肌トラブルって?
梅雨と言えば、毎日ぐずついた天気にジメジメと湿度の多い気候。
ジト~っと汗をかく嫌な季節ですよね。
そんな梅雨時期は、お肌のトラブルもよくあること。
この時期特有の肌トラブルは…
・肌のくすみ
・乾燥による肌荒れ
・肌のテカリ、べたつき
・吹き出物
・日焼け
など。
油断をしていると悪化してしまうので注意が必要ですよ。
そこで今回は、梅雨に起こりがちな肌トラブルの原因と正しいケアのポイントについてご紹介します。
梅雨時期に起こる肌トラブルの原因は?
梅雨時期に起こる肌トラブル。
一体なぜ起こるのでしょうか?
原因①エアコンや除湿器によるもの
冬と違い、湿度のある梅雨。
乾燥とは無縁の季節のように感じますが、実は、エアコンの風や除湿器の使用により、意外と肌は乾燥しているのです。
また、テカリや汗を気にして、冬よりも保湿を怠ってしまうことも1つの原因かもしれませんね。
原因②不快な汗によるもの
梅雨の時期は、気温だけでなく湿度も上昇するため、体感温度がグッとアップします。
これにより、より一層暑さを感じて、汗をかいてしまうことが多くなります。
さらに、汗をかいても湿度が高いので、水分が蒸発しにくく、いつまでも肌にべたっと張り付いてしまいます。
加えて皮脂の分泌量も上がるため、余計に肌のテカリやニキビ・吹き出物が発生しやすくなるのです。
メイクノリも悪くなり、崩れやすくもなるので、外出時は特に気をつけたいですね。
原因③ストレスによるもの
梅雨の時期は、思うように外出ができなかったり、長雨のせいで洗濯物がなかなか乾かなかったり。お部屋にいてもジメジメとした空気に、なんとなく不快な思いを感じる人は多いはずです。
そんな様々なストレスは、肌トラブルにも悪影響。
ストレスによって自律神経のバランスが崩れると、吹き出物やニキビなどの発生を引き起こします。
少しでもお家で過ごす時間を楽しめるような工夫をするといいかもしれませんね。
原因④気温の変化によるもの
梅雨の時期は、日によって気温が上下することもありますよね。
ジメジメと暑い日もあれば、肌寒く感じる日もあるでしょう。
そんな寒暖差に、体がついていけず、血行不良を引き起こしてしまうこともあります。
血行不良は、顔のくすみの原因になるでしょう。
せっかくメイクをしていても、なんだか「疲れたように見えてしまう」という人は、まずは血行不良を改善することから始めてみてくださいね。
原因⑤紫外線によるもの
曇りがちな梅雨空でも、実は紫外線は降り注いでいるもの。
油断していると、うっかり日焼けをしてしまうこともあります。
たとえ曇っている日でも、しっかりと紫外線対策をして外出することがおすすめですよ。
梅雨時期の肌トラブルに!正しいケア方法
梅雨時期に気をつけたい肌トラブル。
正しくお肌をケアして、美しいお肌を保ちましょう。
①しっかり洗顔をする
この時期は、汗や皮脂が多く出るので、テカリや吹き出物予防のためにしっかりと洗顔をすることが大切です。
~正しい洗顔方法~
①洗顔料を泡立てる(ネットを使うと泡立てやすいです)
②たっぷりの泡を、皮脂の多いTゾーン、小鼻の周りなどにのせ、優しく洗う
③次に、吹き出物が起こりやすいフェイスラインを洗う
④しっかりとすすいで、清潔なタオルで水気を拭き取る
洗顔は、ゴシゴシこすり洗いしないことが重要!
また、テカリを気にして洗いすぎるのもNGです。
必要な皮脂まで洗い流してしまうと、余計に皮脂が分泌してしまいます。
1日2回の洗顔を正しい方法で行ってくださいね。
②保湿を丁寧に行う
洗顔をしたら、保湿も忘れずに行いましょう。
洗顔やお風呂に入った後は、肌が乾燥しやすい状態です。
しっかりと保湿することで、肌に潤いとハリが出てきますよ。
~正しい保湿方法~
①化粧水を適量手のひらにとり、手のひらで顔全体に水分が行きわたるようにハンドプレスする(コットンを使ってもOK)
②美容液や乳液などを使い、さらに潤いを足していく
保湿剤は、季節やお肌の状態によって変えるのがおすすめです。
乾燥肌の人は、潤い成分がたっぷりのものを。
混合肌の人は、乾燥する場所と皮脂が気になる場所を分け、保湿剤を使う量を調整するといいでしょう。
脂性の人も、保湿は化粧水だけでなく、乳液を使い、しっかり保湿します。
テカリやすい部分だけ軽くティッシュオフするなど保湿量を調節したり、使用感がさっぱりしている保湿剤を選んだりして工夫をしましょう。
③汗はこまめに拭く
汗をかきやすいジメっとした梅雨の時期は、汗をこまめに拭き、清潔に保つことを心掛けましょう。
汗が皮膚についたまま放っておくと、ホコリなどが吸着し、汚れや毛穴詰まり、ニキビや吹き出物の原因になります。
メイクの上からでも使える汗拭きシートなどもあるので、上手に活用して清潔な肌を保つようにしてくださいね。
④紫外線対策はバッチリと
曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。
目に見えないからと言って油断すると、うっかり日焼けをしてしまうことに。
紫外線は、シミ、くすみの原因になるので注意したいですね。
メイクの下地として日焼け止めを塗ったり、ファンデーションもUVカットのものに変えたりすると良いでしょう。
外出をしない日でも、窓から入ってくる紫外線を浴びてしまうことがあるため、日焼け止めを塗っておくのがおすすめです。
~正しい日焼け止めの塗り方~
①しっかり肌を保湿する
②日焼け止めを適量手にとり、頬、おでこ、鼻、顎にのせる
③内側から外側に向け、全体に日焼け止めを伸ばすように塗る
④日焼け止めは2~3時間おきに塗り直す
最近では、マスクをして外出することが多いですが、ほとんどの不織布のマスクは紫外線を通してしまうので、日焼け止めを忘れずに塗ることが大切です。
日焼け止め以外にも、帽子や日傘などを活用するとより紫外線対策ができますよ。
梅雨の季節も美しい肌をキープしよう
梅雨はなんとなく気分が憂鬱になりますが、お肌がキレイだとそれだけでメイクのりも良くなり、毎日が楽しくなりますよね。
潤いがあり、ふっくらとハリのある肌というのは、年齢よりも若く見えるものです。
毎日のお肌のケアをしっかり行い、-5歳肌を目指しませんか?
今回ご紹介したお肌のケア方法以外にも、適度な運動・バランスの良い食生活を合わせて、健康な美肌を手に入れましょう。